医学部推薦入試

近畿大学医学部推薦の合格者は52名

11月22日(日)に1次試験が行われた近畿
大学医学部学校推薦型選抜(推薦入試)の2次
試験合格者が発表されました。

今年の近畿大学医学部一般公募推薦入試には
561名が出願し、11月22日(日)に行
われた1次試験には、70名の医学部受験生が
合格していました。

2次試験は12月6日(日)に行われ、その
合格者が発表されました。

今年の近畿大学医学部一般公募推薦入試の最
終合格者は前年より2名多い52名でした。
近畿大学医学部の推薦入試は専願制を取って
おらず入学辞退が出来るため、募集人員25
名の2倍を超える合格者となりました。

昨年の近畿大学医学部一般公募推薦入試の合
格者は50名でしたが、実際に近畿大学に入
学したのは50名中11名でした。これを見
ると「近畿大学医学部推薦入試に合格する力
がある医学部受験生は、一般入試で近畿大学
より志望順位の高い医学部に合格する可能性
が高い」、と言えそうです。

ところで、今年の近畿大学医学部一般公募推
薦入試の1次試験合格者は前年を7名上回る
70名でした。

1次試験合格者を多く出したのは、今年の2
次試験日が関西医科大学の学校推薦型選抜2
次試験日と重なったことが主な理由と考えら
れます。関西医科大学と近畿大学医学部の、
両方の推薦入試の1次試験に合格した場合、
関西医科大学の2次試験を受験し、近畿大学
医学部の2次試験は欠席する受験生が多いと
考えたのだと思われます。

今年の2次試験受験者数は、今のところ公表
されていませんが、一定程度の欠席者はいた
と思われます。

なお、近畿大学医学部地域枠推薦の合格者は
大阪府地域枠で3名、奈良県地域枠で2名、
和歌山県地域枠で2名、静岡県地域枠で5名
でした。地域枠は、合格した場合必ず入学す
るという条件のついた専願制を取っています。

ところで、専願制を取っていない近畿大学医
学部一般公募推薦入試に合格すると、以降の
医学部入試を思い切って絞り込むことが出来
ます。

私が担任を務める生徒も、近畿大学医学部一
般公募推薦入試に合格しました。ここからは、
国公立大学医学部や東京慈恵会医科大学など
に絞って準備を進めます。日程的にも余裕が
出ますので結果にも期待しています。

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