医学部推薦入試

今年の私立医学部推薦入試(学校推薦型選抜)も私立歯学部推薦入試(学校推薦型選抜)も

来週末、11月18日(土)、19日(日)がピークとなります。

あと1週間です。

 

11月18日(土)は東京女子医科大学医学部、久留米大学医学部、大阪医科薬科大学医学部、日本歯科大学生命歯学部、日本大学歯学部などの推薦入試、金沢医科大学のAO入試が行われます。

翌日の19日(日)には近畿大学医学部、北里大学医学部、埼玉医科大学医学部、東京歯科大学歯学部などの推薦入試などが行われます。

 

これらの推薦入試、AO入試を受験予定の皆さんは、しっかりと筆記試験の準備を進めていると思います。

 

ただ、医学部入試や歯学部入試で合格するためには筆記試験だけでなく最後の壁、面接も

準備をしておいてください。

「面接が素晴らしいから合格」は、ありません。

しかし、「面接がダメだから不合格」は、あります。

面接が上手く行かなくて、本来は合格していた受験生が不合格となることもあります。

 

とは言え、医学部の面接も歯学部の面接も、準備にたくさんの時間を使う必要はありません。

 

面接で聞かれることは毎年、同じようなことがほとんどです。

問題が分かっている試験とも言えますので、短時間で的確な準備が出来ます。

 

高校や塾・予備校で面接練習をすると、「その答えじゃダメだな」と言われることがあるかもしれません。

そういった時は必ず、「では、どう言ったらいいのですか?」と聞いてください。

受験生に考えさせるようでは、面接の指導者としての力量が疑われます。

「君の場合は、例えばこんな感じ」と言ってもらえば、あとは自分の言葉に直すだけです。

これなら短時間で仕上がります。

 

受験生に考えさせているようでは、いつまでたっても仕上がらない怖れがあります。

 

面接には北里大学医学部や東京女子医科大学のようにグループ面接やグループ討論を課す大学もあります。

グループ討論、グループ面接は受験生を比較することが出来ますので、差が付きやすい面接です。

 

何となく、練習するのではなく「他の受験生と比較されるのだから、どうすればいいのか」を理解することが大切です。

グループでの練習では、そこを指導してもらえると思います。

 

北里大学医学部は、コロナウイルス禍の影響を受け、指定校推薦の面接方法が変更されていました。

今年は、コロナウイルス禍も落ち着きを見せているので、本来の形に戻るのではないかと考えています。

「去年はこうだったから今年も、こうだろう」は危険だと思います。

北里大学医学部指定校推薦入試を受けるのであれば、「昨年の面接」と「本来の面接」のどちらでも対応できるように準備してください。