医学部入試

 

目 次

1,大阪歯科大学歯学部推薦、昨年の合格最低点は144点

2,試験時間は各科目60分と短い

3,基本的な知識で解けるが、問い方は独特

4,偏差値は十分でも結果に結びつかない受験生も

5,大阪歯科大学推薦で合格するためには、なんといっても「過去問」

6,どうする?大阪歯科大学は過去問を最大2年分しかくれない。

 

 

1,大阪歯科大学歯学部推薦、昨年の合格最低点は144点

 

大阪歯科大学歯学部学校推薦型選抜(推薦入試)は、ここ5年出題傾向に大きな変化はありません。

英語、数学、理科1科目が各科目100点で出題され、3科目合計300点満点で合否が判定されます。

小論文は無く、面接は段階評価となります。

 

昨年の公募併願制学校推薦型選抜(推薦入試)の合格最低点は300点満点の144点、正解率48%でした。

ざっくり言うと、「大阪歯科推薦は、半分取れれば合格」と言う結果でした。

 

大阪歯科大学歯学部を目指す受験生にとって重要なことは「11月16日の試験当日、自分は半分取れるか?」です。

 

大阪歯科大学推薦入試の問題は、「難問揃い」というわけではありません。

過去問を見た受験生は「満点は取れなくても、6割から7割は取れそう」と感じるかもしれません。

 

2,試験時間は各科目60分と短い

 

そう感じるかもしれませんが、忘れていけないのは試験時間です。

大阪歯科大学歯学部学校推薦型選抜の試験時間は各科目60分です。

「時間を掛ければ7割取れる」では、合格に手が届かないかもしれません。

 

「時間を掛ければ7割」ではなく、「60分の試験時間内で6割は間違いない」で無ければなりません。

 

理想を言えば「どんな問題でも時間を掛けずにサッと解ける」が理想ですが、これは現実的ではないでしょう。

大阪歯科大学歯学部学校推薦型選抜で合格するためには、大阪歯科大学推薦入試で出題された問題を試験時間内で解けるようにすることです。

 

「上手く行くと8割、でも調子が出ないと5割を切るかも」ではなく、「大阪歯科推薦の問題なら試験時間内で6割は間違いない」が目標となります。

 

3,基本的な知識で解けるが、問い方は独特

 

大阪歯科大学の学校推薦型選抜(推薦入試)の問題は、「ワンランク上の知識が必要」というような問題ではありません。

基本的な知識があれば解ける問題になります。

 

ただし、問題の聞き方、問い方は大阪歯科大学独特になります。

基本的な知識がきちんと入っていれば解ける問題ではありますが、「なかなか無い、問い方」をしてきます。

 

大阪歯科大学推薦の問題に慣れていれば問題ないのですが、慣れていないと「こんな問題、見たことない。どうやればいいんだ?」と、戸惑うでしょう。

解答、解説を見れば「ああ、そういうことか」と納得すると思いますが、試験当日の緊張感の中で、見慣れない問題をスムーズに解いていくのは簡単ではありません。

 

昨年の大阪歯科大学歯学部学校推薦型選抜の合格最低点が5割を切っているということは試験当日、見慣れない問い方の問題に苦労した受験生が多かったということでしょう。

 

4,偏差値は十分でも結果に結びつかない受験生も

 

模試の偏差値から考えると十分に合格出来るはずの受験生が、合格出来なかったケースも少なくなかったと思います。

模試の素直な問題は解けても、大阪歯科大学歯学部推薦の独特の問題の前では苦戦した受験生は思わぬ結果になり悔しい思いをしたかもしれません。

歯学部受験で志望校に合格するために必要なことは偏差値を上げることではなく、「志望校の試験で出された問題で合格点を取れるようにすること」です。

 

では、普通の問題集では出て来ないような独特の問題を出題してくる大阪歯科大学歯学部推薦入試の問題に対応できるようにするためには、どうしたらいいのでしょうか?

 

5,大阪歯科大学推薦で合格するためには、なんといっても「過去問」

 

「大阪歯科大学推薦の過去問を解いて、大阪歯科大学推薦の問題に慣れる」です。

 

幸い、大阪歯科大学では歯学部学校推薦型選抜の過去問をくださいます。

これを解くことで、大阪歯科大学の独特の問題に慣れてください。

 

まずは、試験当日と同じ60分で解いてみてください。

そして各科目、「60分でどれだけ解けるか」を知って下さい。

次に、60分では解き切れなかった問題を解いて下さい。

時間を掛けても解けない問題もあるでしょう。

60分を超えて解けた問題もあるでしょう。

 

とにかく「解けた。正解だった」問題が6割を超えていれば、あとは「早く解く」ことを意識して準備を進めればいいのです。

 

大阪歯科大学推薦の独特の問題を「早く正確に解く」ためには、なんといっても過去問です。

特別な知識を必要とするわけではありませんが、問題集には見られない問題が出題されますので問題集では、なかなか効率的な準備が出来ません。

ですから「過去問」なのです。

 

6,どうする?大阪歯科大学は過去問を最大2年分しかくれない。

 

ただ、ここで大きな問題があります。

 

大阪歯科大学では過去問を昨年のもの、1年分しかくれません。

昨年の過去問の準備が出来ていない時期は一昨年の過去問をくれます。

最大2年分の過去問は入手できるのですが、さすがに2年分だけですと「慣れる」ところまで行くのは難しいでしょう。

大阪歯科の問題に慣れるためには5年分の過去問を解きたいところです。

 

では、どうしたらいいのでしょうか?

 

まず、高校に「大阪歯科推薦の過去問を持っていないか」聞いてみてください。

私立歯学部受験に詳しい予備校に相談するのもいいでしょう。

 

メルオンでも大阪歯科大学歯学部学校推薦型選抜(推薦入試)の過去問を5年分、持っています。

大阪歯科大学を志望する生徒の授業では、過去問を使ったり配布したりします。

 

また、メルオンではオンラインでの大阪歯科大学推薦対策講座を開講していて、この講座の受講生の皆さんには5年分の解答付き過去問を差し上げています。

 

この講座を利用することで、効率的な大阪歯科対策が出来ると思います。

大阪歯科大学歯学部推薦対策講座は、こちら