私立歯学部では17大学中11大学でAO入試を行っています。
神奈川歯科大学AO入試は9月4日(日)に試験が行われ、
9月7日(水)に合格発表があり4名の合格者が発表されました。
メルリックスからも現役生の合格者が1名出ましたが、その生徒の
報告によれば受験者は9名だったとのことです。そうなると実質倍率は
2.25倍になります。
実は、神奈川歯科大学AO入試の昨年の実質倍率は5名受験して
5名合格の1.0倍でした。5名の受験者全員が合格していました。
一昨年も受験者全員合格でした。
ところが、今年度の神奈川歯科大学AO入試では9名の受験者のうち
5名が不合格となりました。歯学部人気も徐々に回復してきていますので、
これまでの様な「なんとかなるだろう」といった感覚ではダメなのかもしれません。
私立歯学部のAO入試では学力試験を課すことはそれほど多くありませんが、
その分各大学がそれぞれ独自の試験を課しています。
私立歯学部AO入試を受験するのであれば、まずその大学のAO入試の
内容を具体的に知ることが大切です。
例えば日本大学松戸歯学部AO入試の試験科目は入試要項に
1.筆記
2.小論文
3.実技(当日指定)
としか書かれていません。
この日本大学松戸歯学部AO入試の「筆記」では英語、数学、国語が
出題されています。国語は一般常識的な国語です。
松戸歯学部AO入試では「実技」も課されますが、これは粘土を使って
歯の模型などを作ります。作る過程も試験官が見ています。
この様に、私立歯学部AO入試は各大学がそれぞれ自校の歯学部生に
ふさわしい受験生を選抜するために様々な工夫をしています。
私立歯学部AO入試の受験を考える際には、私立歯学部に詳しい
予備校に相談してみるといいでしょう。
生意気な話で申し訳ありませんが、本当に私立歯学部入試を真面目に
やっている予備校は、今はメルリックスしかないように思います。
どの様なことでも、ご相談下さい。