昭和大学歯学部は、医学部志望者の
併願先として選ばれることの多い歯学部です。
特に昭和大学歯学部Ⅱ期は、
医学部入試でまだ結果の出ていない医学部志望者が
「押さえ」としての併願先として考えるケースが多くなります。
その昭和大学歯学部選抜Ⅱ期の試験日が1週間ほど遅くなります。
昨日は、このことが歯学部受験生に与える影響をお伝えしました。
これまでの「試験日重複なし」から「同一日に7校の歯学部入試」
になりました。歯学部受験生としては歯学部Ⅱ期・後期入試を
どの歯学部に出願すべきか、大いに悩むことになりそうです。
さて、本日は医学部志望者の視点から
昭和大学歯学部Ⅱ期の試験日変更の影響を考えてみましょう。
そもそも昭和大学歯学部は、
なぜ医学部志望者の併願先となるのでしょうか?
いわゆる「偏差値が高い」ということがあります。
一般的に受験生は偏差値で表される
入試難易度(ボーダーライン偏差値)の
高い大学がいい大学だと考えがちです。
入試難易度は大学の内容、充実度、教育などを
表しているわけではありませんが、
受験生は「偏差値」にとらわれがちです。
昭和大学歯学部は私立歯学部の中で、
東京歯科大学とトップを争う偏差値上位の歯学部です。
医学部志望者が歯学部の併願先を考える場合、
昭和大学歯学部の「偏差値」を見て
併願先にするということは多いでしょう。
もう一点、見逃せないのは
「昭和大学歯学部は医学部への転部制度がある」
ということです。
昭和大学歯学部は2年生に進級する際、
最大3名程度が医学部に転部できる制度を持っています。
このことも医学部志望者が併願先の歯学部として
昭和大学歯学部を選ぶ理由の一つとなっています。
医学部志望者にとっても昭和大学歯学部選抜Ⅱ期の
日程変更の影響はあり、藤田保健衛生大学の後期入試の1次試験、
埼玉医科大学センター試験利用入試前期の2次試験と
重なってしまいました。また、前日は関西医科大学後期入試、
昭和大学医学部Ⅱ期の1次試験日になっています。
関西医科大学後期の1次試験は東京会場がありませんので
移動の問題が出てきます。
医学部受験生も昭和大学歯学部Ⅱ期の
入試日程変更の影響を受けそうです。
今後も、歯学部受験生、医学部受験生の動向をしっかり見て
最終的に出願はどうするのかを見極めていきます。
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