歯学部入試

私立歯学部受験生は、ほとんどが現役生だと思われます。
私立歯学部入試の現状は、大学を選ばなければ、
歯学部進学の可能性は高くなります。

一方で、歯科医師国家試験の合格率には
大学によって大きな差があります。
その歯科医師国家試験も、6年生の半数どころか、
ほとんど3分の1の学生にしか受験させていない大学もあり、
単純な歯科医師国家試験合格率以上に
大学ごとの差は大きいのが現状です。

こういった現状から「大学を選ばなければ歯学部進学の可能性は高い」
ものの、歯学部受験生としては「どこの歯学部でもいい」とは、
今の段階ではなりにくいでしょう。

多くの医学部受験生の本音は「医学部ならどこでもいい」
「とにかく、どこでもいいから医学部に合格したい」
だと思いますが、歯学部受験生には「進学したくない歯学部」
「受験する気のない歯学部」がありそうです。
そうであれば、志望する歯学部受験への周到な準備が欠かせません。

現役の歯学部受験生の皆さんも「夏」を迎え、
「頑張るぞ!」と張り切っていると思いますが、
いくつか注意していただきたいことがあります。

まず、「私立歯学部受験に必要なことだけに絞る」ことです。
これは単に試験範囲のことを言っているのではありません。
私立歯学部受験生にとって必要なことは、私立歯学部入試の中で
出題される問題を試験時間内に解けるようにすることです。
それも、全ての問題が解けるようになるのが理想ではありますが、
まずは合格点が取れれば「それでよし」です。

高校の補習や塾・予備校の夏期講習などでは、
私立歯学部受験に絞っているわけではないと思いますので、
必要以上のことをやることが多いようです。

私立歯学部入試で出ない問題を、一生懸命やっている時間は
ありません。他の学部では出題されるが、私立歯学部入試では
出題されない問題は、少なくとも今はやるべきではありません。

もう一点、私立歯学部の推薦入試を考えている方も多いと思います。
昭和大学歯学部推薦入試のように過去問がある大学はいいのですが、
東京歯科大学推薦入試や日本歯科大学推薦入試のように、
過去問が公表されていない大学も少なくありません。

私立歯学部入試に詳しい予備校で、どのような問題が出題されるのか、
小論文の出題内容、面接での質問事項などを教えてもらうといいでしょう。

宣伝のようになってしまい申し訳ありませんが、
メルリックスでも私立歯学部歯学部志望の現役生のための合宿や
大学別の推薦入試対策を行いますので、よろしければご利用ください。

私立歯学部受験生のための合宿はコチラ

***メルリックス学院のホームページ***
http://www.melurix.co.jp/

***メルリックス学院の夏期講習***
http://nyushi.melurix.com/archives/185

***メルリックス学院のお試し個別指導***
http://nyushi.melurix.com/archives/1701

***書籍好評発売中***

『医学部合格完全読本』かんき出版(Kindle版あり)

『2017年度版 私立医歯学部受験攻略ガイド』メルリックス学院(Kindle版あり)