昭和大学歯学部の今年からの新しい入試、総合型
選抜(AO入試)が昨日行われました。受験者か
らの報告を聞き、改めて歯学部入試の厳しさが分
かった、と感じました。
昭和大学歯学部の総合型選抜は1次試験が書類審
査です。私は、1次試験の書類審査は書類に不備
が無ければ、出願者全員が合格すると思っていま
したが、不合格者もいました。
形だけの書類審査だろうと思っていましたが、そ
うではありませんでした。
昨日は、昭和大学歯学部総合型選抜の2次試験が
行われました。2次試験は、「80分の教養試験」
と「模擬授業、それに関する試験」、「面接」です。
80分の教養試験は、「英語、小論文、一般教養」
で、80分でこの3つを一度に行います。3つの
試験を80分で一度に行いますので、それぞれの
試験内容は簡単なものだろうと思っていました。
昭和大学歯学部総合型選抜を受験した生徒による
と、英語では記述式の長文問題が出題された、と
のことです。私は、文法中心の問題を予想してい
ましたが、しっかりとした問題でした。
小論文は、課題文型の小論文でした。私は、歯科
に関するテーマ型だと決めつけていましたが、完
全に外してしまいました。
一般教養では、予想した国語系の問題も出題され
ましたが、驚いたことに化学や数学的問題も出題
されたとのことです。
学部や大学によっては、「総合型選抜(AO入試)
は学力不問」、といったイメージもありますが、
昭和大学歯学部では総合型選抜(AO入試)とは
言え、受験生の学力・能力をしっかり見極める試
験でした。
昭和大学の新しい歯学部入試の報告を聞いて、
改めて「歯学部入試は、入学にふさわしい学力
と能力が問われる」と感じました。
「歯学部入学後の授業についていけないのであれ
ば、入学させるわけには行かない」という歯学部
入試の厳しさを改めて感じました。