歯学部入試

東京歯科大学は一般入試より推薦の方が難しいと考える理由

東京歯科大学歯学部は、歯学部受験生の中で最も
人気のある歯学部と言っていいでしょう。その東
京歯科大学は、一般選抜(1期)より推薦入試の
方が難しいと私は考えています。

あくまで私の個人的な考えですが、本日はその理
由についてお伝えします。

繰り返しになりますが、東京歯科大学歯学部は歯
学部受験生の中で最も人気の高い歯学部と言って
も過言ではないと思います。

その東京歯科大学歯学部学校推薦型選抜(推薦入
試)は、1浪生までが受験可能で、評定平均値に
よる制限はありません。

私立歯学部受験生で2浪以上の受験生は、極めて
稀ですから東京歯科大学志望者は全員、推薦入試
を受験すると言っていいでしょう。

一方で、私立歯学部受験生の意識として「東京歯
科は難しい」という意識があるでしょう。そこに
チャレンジしてくる歯学部受験生は、やはり学力
に自信がある受験生が多いでしょう。私立歯学部
受験生の中で最上位の学力層が受験してくると考
えられます。

当然、非常に厳しい歯学部入試になります。

そこから、上位60人以上が合格して一般選抜か
らは抜けます。一般選抜は、強敵が抜けた後の
戦いになります。

これが、東京歯科大学は推薦より一般の方が戦い
易いと考える理由です。

確かに、一般選抜の受験者数は多くなります。
しかし、この一般選抜受験者の中には他の歯学部
推薦に合格した受験生はいません。東京歯科大学
以外の歯学部推薦入試での合格者は抜けています。

ほとんどの私立歯学部受験生は、推薦入試から受
験します。そこで上位となり合格した受験生は、
歯学部一般選抜を受けません。他大学歯学部の推
薦入試でも上位層は抜けていきます。

強敵がかなり減っての一般選抜ですから、人数は
多くても「かなわないライバルが多い」と言うこ
とはないでしょう。

では、「国公立歯学部との併願者はどうなのか」に
ついていえば「いないも同然」と言っていいと思
います。

国公立歯学部志望者は、共通テスト利用入試を受
験して来ます。学力差がありますので、共通テス
ト利用入試を受験することで、一般選抜を受けず
に国公立大学対策に集中したいと考えます。

では、「医学部志望者は、どうなんだ」については
「2期は医学部志望者が受けてくるので、厳しい。
しかし、1期の試験日は医学部入試のピークで医学
部志望者は歯学部は受けていられない」です。

ちなみに、東京歯科大学1期の試験日は、私立医学
部4校の1次試験日となっています。

こういった理由から、「東京歯科大学一般1期は推
薦より取り組みやすい」、と私は考えています。

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