昨日は医学部受験では学校推薦型選抜(推薦入試)
と総合型選抜(AO入試)はチャンスが大きくなる
とお伝えいたしましたが私立歯学部受験では、それ
以上に推薦・AOは重要です。
私立歯学部受験で、学校推薦型選抜はすべての歯学
部で行われ、また人気となる大学の学校推薦型選抜
の募集人員は非常に多く設定されています。
東京歯科大学は約50名、昭和大学歯学部は32名、
日本歯科大学生命歯学部(東京)は約40名、大阪
歯科大学は約45名と非常に多い募集人員となって
います。
また、実際の合格者は募集人員を超えて出されてい
ます。大学としては、優秀な受験生は一般選抜の前
に確保したいのだと思われます。
学校推薦型選抜の他に、総合型選抜(AO入試)も
昭和大学歯学部など12の歯学部で実施されていま
す。
こういった状況ですから私立歯学部受験では、一般
選抜の前に歯学部進学を決めてしまいたいところで
す。
学校推薦型選抜も総合型選抜も「受験資格」があり
ますので、まずは自分に「受験資格があるのか」を
確認してください。
私立歯学部の推薦・AOは、試験内容が様々です。
例えば、日本歯科大学生命歯学部推薦入試の学力
試験は英語のみです。昭和大学歯学部推薦では、
理科基礎が2科目課されます。
総合型選抜は、さらに試験内容が様々になります。
私立歯学部の推薦・AOを受験するのであれば、
「自分に合った試験内容の歯学部」を探すといい
でしょう。
私立歯学部では過去問を公表しない大学もありま
すが、オープンキャンパスで試験問題について聞
いたり、歯学部受験に詳しい予備校に聞くといい
と思います。