今年度の私立歯学部一般選抜は1月23日(火)の鶴見大学歯学部と明海大学歯学部から始まります。
私立歯学部受験生の皆さんは、一般選抜の受験校は決められたでしょうか?
私立歯学部志望の受験生の皆さんは、一般選抜については強気でいいと思います。
私立歯学部一般選抜を受験するのは、どういった受験生でしょうか?
多くは、「私立歯学部学校推薦型選抜(推薦入試)を受験したものの合格出来なかった受験生」になります。
私立歯学部志望者で学力上位の受験生は、学校推薦型選抜で合格しています。
すでに歯学部に合格していますので、一般選抜は受験しません。
私立歯学部推薦入試で専願制でない推薦入試を行っているのは、大阪歯科大学だけです。
大阪歯科大学は第一志望になる大学ですから、合格者が他の歯学部の一般選抜を受験することは無いでしょう。
私立歯学部推薦入試で合格を勝ち取った受験生は一般選抜を受けませんから、一般選抜は学力上位の強敵がいない歯学部入試になります。
一般選抜の受験者は、同じような学力の受験生が多くなります。
そうであれば、一般選抜を受ける受験生は強気でいいでしょう。
来年の私立歯学部一般選抜前期・1期では、人気校の試験日が続きます。
2月1日は、昭和大学歯学部と日本歯科大学の試験日です。
翌2日は東京歯科大学、3日は日本大学歯学部、4日は大阪歯科大学の試験日となっています。
2月1日から4日連続で歯学部人気校の試験が続きます。
この4日間は、他の歯学部の試験日ともなっています。
この4日間、どの大学を受けるのか迷う受験生もいると思いますが、基本的に強気でいいと思います。
いわゆる「滑り止め」は、他の日程で考えればいいと思います。
また、4日連続での受験も「有り」だと思います。
もちろん、自分の学力を考えて受験校を選ぶ必要がありますが、迷うようなら強気でいいと思います。
ただ、私立歯学部一般選抜は前期・1期で決めてしまうことを考えてください。
後期・Ⅱ期になると、募集人員が少なくなると同時に、医学部志望者が受けて来ます。
私立歯学部後期・Ⅱ期は、新たな強敵が出現する試験です。
後期・Ⅱ期になると、強気でばかりはいられません。
ですから、私立歯学部一般選抜は前期・1期で決めることを考えてください。
一般選抜に向かっては、過去問を使って「時間配分」を考えてください。
「試験時間内に解ききれるのか」、「どういった問題から解くのか」事前に、こういったことを考えておくと実際の試験で慌てることは無くなります。