歯学部入試

 

     目次

 

・河合塾が私立歯学部偏差値ランキングを発表

・私立歯学部で最も難しい大学

・ボーダーフリーの私立歯学部

・2025年度入試私立歯学部偏差値ランキング

 

・河合塾が私立歯学部偏差値ランキングを発表

 

今年、2024年の1月から3月に行われた私立歯学部一般選抜の結果を踏まえて河合塾が来年、2025年度入試用の「私立歯学部偏差値ランキング」を発表しました。

歯学部受験に向けて準備を進める受験生や保護者の方が非常に高い関心を示すのが、この

「私立歯学部偏差値ランキング」です。

 

・私立歯学部で最も難しい大学

 

河合塾が「私立歯学部で最も難しい」としたのは、ボーダーライン偏差値52.5の東京歯科大学、昭和大学歯学部、日本大学歯学部(N方式1期)の3大学でした。

この3大学に続くのは関西唯一の私立歯学部、大阪歯科大学でボーダーライン偏差値は50.0でした。

 

・ボーダーフリーの私立歯学部

 

2024年度入試用の「私立歯学部偏差値ランキング」では偏差値のない「ボーダーフリー」とされていた日本大学松戸歯学部は、偏差値35.0とされました。

福岡歯科大学は偏差値の無い「ボーダーフリー」とされましたが、受験者数が少なく河合塾の持つデータが少ないことも大きな原因と考えられます。

 

河合塾の「私立歯学部偏差値ランキング」は、合格可能性50%のボーダーライン偏差値を示すものです。

気を付けて欲しいのは、この「私立歯学部偏差値ランキング」は私立歯学部一般選抜(一般入試)の難易度を示していて、推薦入試(学校推薦型選抜)やAO入試(総合型選抜)の難易度を示すものではありません。

 

一般選抜(一般入試)と推薦入試(学校推薦型選抜)、AO入試(総合型選抜)では試験科目などの試験内容が異なりますので、同一視しないようにして下さい。

 

私立歯学部受験では、多くの受験生が歯学部推薦入試、AO入試を受けます。

推薦入試やAO入試に合格すれば、基本的に一般選抜は受けません。

私立歯学部一般選抜は、推薦入試やAO入試で合格した強敵のいない歯学部入試となります。

「私立歯学部の偏差値ランキング」は、強敵の抜けた後の戦いから導き出されています。私立歯学部入試を甘く考えないようにして下さい。

 

・2025年度入試私立歯学部偏差値ランキング(難易予想ランキング)河合塾

 

大学 偏差値
東京歯科

昭和

日本(N1期)

52.5

52.5

52.5

大阪歯科 50.0
日本歯科(東京)

日本(A方式)

45.0

45.0

朝日 42.5
明海

日本歯科(新潟)

40.0

40.0

北海道医療

愛知学院

松本歯科

37.5

37.5

37.5

岩手医科

奥羽

日本(松戸)

神奈川歯科

鶴見

35.0

35.0

35.0

35.0

35.0