17ある私立歯学部の全てで、学校推薦型選抜
(推薦入試)を実施しています。私立歯学部志
望者の多くは、学校推薦型選抜(推薦入試)の
受験を考えていると思います。
実際に私立歯学部受験生の多くは、一般入試を
待たずに学校推薦型選抜(推薦入試)で歯学部
進学を決めています。
私立歯学部受験生の皆さんが、学校推薦型選抜
(推薦入試)の受験を考える時には、試験科目
に注意するのは当然ですが、数学については更
に注意が必要です。
私立歯学部受験生に人気のある東京歯科大学、
昭和大学歯学部、日本歯科大学生命歯学部、日
本大学歯学部、大阪歯科大学の学校推薦型選抜
の数学を見てみましょう。
東京歯科大学と大阪歯科大学の数学の試験範囲
は、数学ⅠA・ⅡBです。一方、昭和大学歯学
部の数学の試験範囲は数学Ⅰのみで、さらに
データの分析は除かれています。
東京歯科大学、大阪歯科大学と昭和大学歯学部
では、学校推薦型選抜(推薦入試)の数学の
試験範囲が大きく異なります。
試験科目に「数学がある」だけでなく、出題範
囲も確認する必要があります。
なお日本歯科大学は、生命歯学部も新潟生命歯
学部も、学校推薦型選抜では数学は出題されま
せん。
また、日本大学歯学部の学校推薦型選抜の
試験科目は適性試験になります。高校での
勉強とは違う問題が出題されます。日本大学
歯学部の学校推薦型選抜(推薦入試)の受験
を考えている受験生の皆さんは、適性試験に
ついて私立歯学部入試に詳しい塾や予備校に
相談するといいと思います。