帝国女子医学専門学校をルーツとする東邦大学医学部の
1次試験が、募集人員115名で、明日行われます。
医学部受験生の中には、1月25日(水)は
杏林大学医学部の1次試験に合格すれば
杏林大学医学部の2次試験を受験し、
万一、杏林大学医学部の1次試験に合格していなければ
東邦大学医学部の1次試験を受験する、
という作戦を立てていた受験生もいたのではないでしょうか?
明日、杏林大学医学部の2次試験ではなく、
東邦大学医学部1次試験を受験することになった医学部受験生の皆さん、
東邦大学医学部に合格するチャンスが与えられたわけですから、
前向きな気持ちで東邦大学医学部の試験に臨んでください。
同じように、兵庫医科大学を受験する方も、
前向きな気持ちでチャンスをゲットしてください。
さて、東邦大学医学部の1次試験ですが、
数学100点、英語150点と、英語の配点が高く、
英語が大切なことは間違いないのですが、
数学にも注意が必要です。
英語は医学に関する長文が出ると思いますので、
医学系のテーマの文章に慣れておきたいところです。
医学系単語も、注釈が付くでしょうが、注釈に頼らずに
読めるようであればなお良いでしょう。
「東邦=英語」といったイメージがあるかもしれませんが、
案外「数学でしくじった」という受験生が多くいます。
数学は全問マーク式の小問の出題で、試験時間も90分と長いのですが、
全問解くのは簡単ではありません。
小問とはいえ、手強い問題も入っています。
90分の試験時間を有効に使って、確実に得点を積み重ねていってください。
「取れる問題を確実に」です。
そして、東邦大学医学部で忘れてはならないのが、
60分で行われる基礎学力試験です。
小論文に代わって取り入れられた試験で、
2次試験合格者を判定する際に使用されます。
過去問はどこにもありませんが、四字熟語や文章の並べ替え、
要約などが出題されます。
落ち着いて解いてください。