新高校3年生の医学部志望者の皆さんは、高校3年生としての
授業が始まる頃ですね。
医学部に現役で合格することは、けっして簡単なことでは
ありません。受験資格が現役生にしか与えられていない
推薦入試や一部の一般入試を除けば、1年も2年も余計に
勉強している浪人生と戦うわけですから厳しい戦いとなる
ことは当然です。
そうであれば、まずは医学部の推薦入試で受験資格が現役生に
限定されている推薦入試を考えるのも当然でしょう。強敵である
浪人生のいない戦いになります。関東なら東京医科大学、
帝京大学医学部の推薦入試、関西であれば関西医科大学、
兵庫医科大学の推薦入試などが現役生限定の推薦入試です。
とは言え、医学部の推薦入試は実質倍率で3倍から10倍程度
になりますので「必ず合格できる」「合格の可能性が髙い」
とは言えないのが現実です。やはり一般入試への準備は
欠かせません。
医学部一般入試合格に向け、これから受験勉強を重ねて
行くわけですが、その時に欠かせないことが
「どこまでやればいいのか」
ということです。
「どんな難しい問題でも解けるようにする」は理想ですが、
現実的とは言えないでしょう。例えば、大学入試で最難関と
言われる東京大学理科三類の昨年の合格者の平均点は
550点満点中388.7点で、得点率にすると70.7%です。
この550点満点のうち110点はセンター試験の得点ですから、
2次試験の得点率は65%程度と考えられています。
大学入試で最難関と言われる東京大学理科三類合格者でも
65%程度の得点率です。彼らは、東京大学の2次試験で65%の
点数を得ることが出来たから合格できたのです。けっして
「どんな難しい問題も解ける」わけではありません。
つまり、自分が受験する予定の大学の入学試験で、合格点が
取れればいいのです。
そこで、新高校3年生の医学部志望者の皆さんに今、やっておいて
いただきたいことが
「志望校の過去問をやってみる」
ことです。
このことについて明日、もう少し詳しくお伝え致します。
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