昨日に続いて、センター試験と医学部入試についてお伝えします。

国公立医学部を受験するのであれば、センター試験の受験は必須です。
一般入試に限らず、多くの推薦入試でも国公立医学部入試では
センター試験の出願を避けては通れませんので、
迷うことはありません。

私立医学部専願の受験生でも、センター試験利用入試に出願する場合は
センター試験への出願に迷うことはありません。

迷うのは、私立医学部だけを考えていて、センター試験利用入試には
出願しない、あるいは私立医学部のセンター試験利用入試では
合格する気がしない、という医学部受験生の場合です。

私立医学部のセンター試験利用入試で合格するためには、
センター試験で得点率85％は欲しいところですので、
80％も厳しいとなればセンター試験への出願には消極的に
なるかもしれません。

この時に考えなければならないことは、

「1月13日（土）、14日（日）にセンター試験で8割を超えられるか」です。
今、8割を超えられなくても、実際のセンター試験当日に
自分はどうなっているかを考えてください。
判断基準は「今」ではなく「1月13日、14日」です。
センター試験まで4ヶ月と少しあります。
そのことも含めて考えてみてください。

もう1点、「センター試験を最後の模試」と考えてもいいと思います。
模試は11月位で終わってしまいます。最後の模試が11月だとすると、
私立医学部一般入試の1月まで、少し時間があいてしまいます。
試験感覚、テスト慣れということも必要ですので、最後の模試として
受験するのも「有り」でしょう。

特に現役生で医学部を目指す受験生は、一度、本番入試を
経験しておくことにも意味があると思います。

センター試験を受験することの、自分にとってのプラス面と
マイナス面の両方を考えて、センター試験に出願するかどうかを
決めてください。

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