10月11日のブログでは「過去問を解く意味」
というタイトルの記事を書きました。
「志望する医学部の過去問を解くことで、
合格点との差を知り、試験日までにどの科目の
どの分野をどうやって強化して行けばいいかを
考えることができる」とお伝えしました。
志望する医学部の過去問を本番と同じ時間で解くことで、
現在の自分と合格点との差が分かります。
医学部の過去問を解く意味は、この他にもあります。
大学ごとの出願形式や問い方を知り、志望する医学部の
出願形式、問い方に慣れておくことは大切なことです。
例えば、東京医科大学の数学はいわゆる典型問題が
多く出題されます。東京医科大学の数学の過去問を
解くと「こんな問題、やったことあるなあ」と思うことが
たびたびあると思います。東京医科大学の数学の
試験時間は60分ですから、
「よくある問題を限られた時間で正確に解く」
ことが求められると分かります。
これらの問題はマーク式で出題されます。
そして、もう一点「図示する問題」も出題されます。
今年2月の入試では不等式が表す領域を図示する問題が
出題されました。この問題だけは記述式です。
マーク式と記述式の両方で出題される
東京医科大学の数学の解答用紙はマーク式のAと
記述式のBの2枚があります。
あらかじめ知っていれば落ち着いて取り組めます。
日本大学医学部の英語(A方式)の問題には、
日本語はどこにも出て来ません。
問題文を含め、全て英語です。
設問、選択肢も英語です。
日本大学医学部の英語を初めて見ると
驚くと思います。これも、あらかじめ
「日本大学医学部の英語は、とにかく全て英語」
と知っておけば動揺することはありません。
過去問を解くことには様々な意味があります。
過去問を解く意味については、さらにお伝えしていきます。
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