医学部入試

私立医学部センター利用入試のボーダーライン一覧です(2018-01-18)

こんばんは。
メルリックス学院トータルアドバイザーの鈴村です。
昨日17日(水)に、大学入試センター試験の
平均点等の中間発表がありました。

平成30年度大学入試センター試験(本試験)平均点等一覧(中間集計)
http://www.dnc.ac.jp/albums/abm.php?f=abm00011359.pdf&n=%E5%B9%B3%E5%9D%87%E7%82%B9%EF%BC%88%E4%B8%AD%E9%96%93%EF%BC%89_h30_press.pdf

各予備校が発表していた予想平均点と
大きく変化した科目はないようです。
得点調整が行われることもないと思います。

各予備校は独自に受験生のデータを
集めていますので、国公立大学と
私立大学のセンター利用入試の
ボーダーライン一覧を発表しています。

そのうち、私立医学部のセンター利用入試の
ボーダーラインをまとめてみました。

(クリックすると拡大します)

河合塾とベネッセ・駿台で多少の差はありますが
こちらも昨年と大きくボーダーラインが変化した
大学はありません。
志願者数が少ないため、後期入試などはデータ無し
の大学もありますが、英語・数学・理科の3教科型
は80%台後半~90%、5教科7科目の国公立型は
90%台前半の得点率が必要と思われます。

先ほどの記事で少し触れた杏林大学医学部の
センター利用入試のボーダーラインは河合塾
で88.0%、ベネッセ・駿台で87.5%となって
います。例年より若干低いパーセンテージと
なっています。

杏林大学が2次試験で逆転がある医学部で
あることを考えると、80%を越えていれば
2次試験を受けに行く価値はあると思います。
杏林大学の2次試験は一般入試もセンター
利用も小論文と面接が行われますので、
しっかりとした準備が必要になります。

私立医学部のセンター利用入試は、どの大学も
2次試験がありますので、その大学に合わせた
対策をしなければなりません。大抵は小論文と
面接ですが、順天堂大学医学部の独自併用と
センター利用は2次試験で英作文が出題されます。

今年は私立医学部全体として、センター利用の
志願者数が増加傾向にありますので、確実に
取りこぼしのないように行きたいところです。

田尻学院長は病室に持ち込んだパソコンから
色々なデータをチェックしているらしく、
「九州の国立医学部は易しく見えます」と
感想コメントが送られてきました。
確かに、5教科7科目型でボーダーが85%と
言われると随分と易しく見えます。

メルリックスの中にも、九州にある国立
医学部への出願を考えている生徒がいます。
杏林大学医学部の一般入試で正規合格するか、
もしくは補欠順位が早い番号であれば、
受験予定の私立医学部をかなりスキップして、
国立の2次試験対策に時間を費やすことができます。
明日の1次試験で実力が発揮できることを
祈るばかりです。

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