医学部入試の2次試験の結果が次々に発表され、
医学部合格の報告も次々に舞い込みます。
しかし一方で、医学部の1次試験には通ったものの、
残念ながら2次試験では正規合格に入ることのできなかった
医学部受験生が少なくないことも事実です。
例えば1次試験の合格者が609人だった
岩手医科大学医学部では正規合格は85人でした。
1次試験を通った609人のうち524人が正規合格とはならず、
補欠となり繰上げ合格を待つことになりました。
医学部入試では一般的に1次試験合格者のうち
正規合格には入ることができず
補欠になる受験生の方が多くなります。
今、この方達からのお問い合わせが多く、
「金沢医科大学は何人繰り上がりますか?」
「愛知医科大学の2次補欠はどうでしょうか?」
などのお問い合わせをたくさんいただきます。
帝京大学医学部の合格発表が2月9日(火)にありましたが、
帝京大学の医学部は1次、2次に分かれていないだけでなく、
正規合格者のみの発表で補欠(繰上げ合格候補)の発表は
行いません。
つまり、3日間でのべ5000人近い受験生の95%以上の方が
自動的に補欠になるわけです。
去年のメルリックスでは帝京大学医学部に正規合格者が13人で
繰上げ合格者が8人でした。
ここ数年はだいたいメルリックスからの帝京大学医学部の
正規合格と繰上げ合格の割合は同じなので、
それから類推すると今年の帝京大学医学部の正規合格者は
110人でしたので、繰上げ合格は70人くらいかなと思います。
ただ、今年は試験日程の関係でどの大学も繰上げ合格者は
多くなると見ているのと、正規合格者が昨年より3人少ないことを
合わせて考えると100人くらいはあってもおかしくないと考えています。