学院長の田尻です。

昨日「再受験生だから医学部に合格できない」と
考える再受験生もいるようだが、そんなことはなく
「医学部教員が望むような再受験生であれば、
医学部は欲しい」ということをお伝えしました。
実際にメルリックスからは毎年、多くの
医学部再受験生が医学部に進学しています。
今年も、文系再受験生も理系再受験生も複数人が
医学部一般入試で正規合格を果たしています。

私が医学部再受験生は強いと考える理由は二つあります。
一つ目が「再受験生は、後がない」です。
再受験生は、今いるポジションを投げ打っての受験です。
年齢的にも厳しい状況です。
もう引き返せないギリギリの状況で、後がありません。
再受験生の皆さんを見ていて、医学部合格への
思いの強さを感じます。その医学部合格への思いが
強さの原動力です。

もう一点「医学部教員も再受験生に期待している」
ということがあります。様々な医学部の方と話していて、
このことは強く感じます。ただ、再受験生なら
誰でも欲しい、というわけではありません。
「医学部教員の期待を満たす再受験生なら欲しい」
です。

では、期待する再受験生とは、どんな再受験生
でしょうか？
ざっくり言うと「同級生のリーダーとなってくれる
再受験生」です。「自分は、そういうタイプではない」と
考える再受験生もいるかもしれませんが、リーダーと
いっても様々なタイプがあります。医学部教員が
思うリーダーシップを発揮できるかです。その
人物像に当てはまれば、面接官は「入学させたい」と
考えます。これは、再受験生一人ひとりの個性に
合わせて面接の際にアピールすることになります。
これが上手くできれば、面接官は積極的に「入学させたい」と
なりますので、「医学部再受験生は強い」という
結果になります。