学院長の田尻です。
今日は、近畿大学医学部一般後期の1次試験日です。
この後、明日2月28日が日本医科大学後期1次試験日、
3月3日が昭和大学医学部II期、関西医科大学後期の
1次試験日、翌3月4日が藤田保健衛生大学後期の
1次試験日、そして3月10日は今年度の私立医学部
入試の最後の1次試験、大阪医科大学後期の1次試験日です。
ここから私立医学部の後期・II期入試が続きますが、
注目していただきたいのが「募集人員は何人か」ではなく
「合格者は何人か」です。ご存知のように私立医学部入試では
入学辞退者が見込まれますので、定員より多く正規合格者を
出したり、繰り上げ合格者を出したりします。例えば
昨年の昭和大学医学部II期の定員は20名でしたが
繰り上げ合格を含めた総合格者は38名でした。定員の
ほぼ倍の合格者です。20名しか合格できない試験と
考えるのか、40名くらいが合格する試験と考えるかで、
受験生の気持ちも違うと思います。
さて募集人員5名の、今日の近畿大学医学部後期入試の
合格者は、どの程度になるでしょうか?
今年度の近畿大学医学部推薦入試の合格者は昨年より1名減の
52名でした。一般入試前期の正規合格者は昨年より26名少ない
125名でした。C方式(センター試験利用入試)前期の
正規合格者は昨年より11名少ない20名でした。
C方式中期の合格者は昨年より2名多い15名でした。
既に合格発表があった今年度の近畿大学医学部入試の
合格者数は合計で昨年より36名少なくなっています。
近畿大学医学部として合格者数について、かなり慎重に
なっているように感じます。
今年4月の医学部入学者が3名、定員を上回ってしまったことが
大きな要因だと思います。
正規合格者が減っている分、繰り上げ合格者で入学者数を
調整しようとしていることが予想されます。近畿大学医学部の
一般入試、またはC方式での総合格者数には要注目です。
***メルリックス学院の後期・II期対策講座***
http://nyushi.melurix.com/archives/1551
2017年からこれまでメルリックスの授業を一度でも受けた方は受講料無料!
***メルリックス学院の春期講習2018***
http://nyushi.melurix.com/archives/171
***書籍好評発売中***