学院長の田尻です。
昨日の、このブログでは医学部再受験生について触れましたが、
今日も医学部再受験生についてお伝えします。
昨日、東京医科大学の繰り上げ合格になった再受験生は、今年の
医学部入試で、1次試験は次々に受かるものの「2次試験を終えると
補欠にもならない」とのことで、駆け込みで来られました。
小論文の様子を聞いたところ、問題は無さそうでしたので、
面接の話に移りましたが、面接には問題があると感じました。
非常に真面目な性格で、医師を目指す気持ちもしっかりしていました。
医師への思いが強いのは分かるのですが医学部の面接では、そのことが
面接官に伝わらなければなりません。
面接の練習を一通りした後の私の言葉は「一生懸命なのは分かるが、
何を言いたいのか私には分からない」でした。本人は自分のことを
話しているので自分では理解できています。しかし、第三者の私には
伝わりません。これは、本当によく見られることで、受験生は自分では
きちんと答えているつもりでも面接官には伝わっていません。一生懸命
ですが、空回りしています。
面接の基本からお話ししましたが、私は、面接指導に際してメモを取っても
録音してもかまわないとしていますので、1時間ほどの面接指導を録音して
繰り返し聞いたとのことでした。
東京医科大学の2次試験にはギリギリ間に合い、今回の合格につながり
ました。改めて医学部再受験生にとって、面接は重要だと感じました。
5月には東海大学医学部編入学試験があり、メルリックスでも1次試験
対策のDVD講座が始まりました。東海大学医学部編入学試験では、
毎年合格者の半数ほどはメルリックスの受講生ですが、1次試験の筆記
だけでなく2次の面接、プレゼンテーションまで仕上げなければ合格は
覚束ないと考えています。東海大学医学部編入学試験は2次試験の比重が
高く、面接が決め手になります。東海大学医学部編入学試験の受験者の
皆さんは1次試験に向けてしっかり準備をするだけでなく、面接・
プレゼンテーションまできちんと仕上げてください。
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