医学部入試

医学部入試のプロフェッショナルとして(2018-05-08)

学院長の田尻です。

医学部受験生の皆さんが日々勉強に励むように
私達も医学部入試のプロフェッショナルとして
勉強を続けています。

昨日は、スタッフの一人が旺文社さんの大学入試
勉強会に出席させていただきました。私立医学部
入試については、単に公表されたデータだけでなく
各医学部との信頼関係の中から得た貴重な情報や
各医学部に進学したメルリックス卒業生からの
情報も含めて医学部入試を分析していますので
医学部入試、特に私立医学部入試については誰にも
負けない自信があります。

ただ、大学入試全体の動向も知っておかなければ
なりませんので、こういった大学入試全体を学ぶ
機会には積極的に参加しています。

昨日の旺文社さんの勉強会資料を見ると「さすが
旺文社」と感じます。終わったばかりの今年度の
大学入試の分析では「なるほど、こういう視点も
あるんだ」と思いました。センター試験に代わる
新テストが実施される2021年1月を控え来年の
入試で受験生がどう動くかについても、興味深く
資料を読ませていただきました。

話は変わりますが先日、東京証券取引所第1部に
上場している教育関係企業の医学部入試に関する
説明会に出席された方から、その時の資料を見せて
いただきました。東証1部の企業ですから有名ですし
信用力も大きいのは間違いありません。その企業は
医学部専門の部門も持っていて、その部門のことは
恐らく誰もが知っているでしょう。その名前の通った
ところが主催する医学部入試説明会ですから、参加者も
とても多かったようです。

その時の資料を読ませていただきましたが、私としては
「あれっ?」と感じる部分も少なくありませんでした。
大きな企業ですから当然、人事異動もあるでしょう。
資料を見て「医学部入試の部署も頻繁に人事異動が
あって、どんどん人が替わっているのかな」と感じました。

見せていただいた資料には、ある大学の出願書類の
記入例がありましたが、その記入例の出願書類を生徒が
持ってきたら、私なら全面的に書き直しをさせます。
大学から聞いている「大学が出願書類に求めていること」と
ズレているからです。もちろん入試要項には、こういうことを
書いて欲しいなど、具体的には書かれてはいません。しかし
プロなら「大学からは、こういう人材を求めているから、
こういうことを書いて欲しいと言われている」と指導できなければ、
ならないと考えています。表面的な指導なら誰でもできます。
そこから一歩踏み込んだ指導ができるよう、私達も勉強の手を
緩めるわけには行かないと改めて思いました。

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