医学部入試

医学部推薦入試の対策(2018-09-21)

推薦入試は、高校からの推薦があって初めて
受験することが可能になります。各高校で、
それぞれの大学の医学部推薦入試に対する高校
からの推薦者が決まったと思います。

医学部推薦入試への準備ですが、私はこれまで
「高校からの推薦が決まってから、推薦入試の
準備を始めてください」とお伝えしてきました。

予備校によっては「早くから準備しないと間に
合わない」とおっしゃる予備校もあるようです
が、私には予備校の都合を押し付けているとし
か思えません。

高校からの推薦は間違いないと考え、推薦入試の
準備をしていたとしても、推薦決定の直前で思わ
ぬ人が手を挙げ、その人が推薦を持って行って
しまうこともあります。メルリックスでも毎年、
何らかの理由で、推薦入試の受験校を当初の予定
から変えることは起こっており、今年も二人が医
学部推薦入試の受験校を変更しました。

医学部推薦入試の対策は、推薦が決まった今から
で十分間に合います。医学部推薦入試の合格者数
日本一を長く続けているメルリックス学院が言う
のですから、間違いありません。

では、医学部推薦入試の合格に向けて、どの様な
準備を進めればいいのでしょうか?

まず、受験する医学部の推薦入試の試験内容を
知ることが第一歩です。例えば、東京医科大学
一般公募推薦入試の試験内容について東京医科
大学からは「小論文、適性検査、基礎学力検査、
面接」としか公表されていません。

東京医科大学推薦入試を受験予定の受験生なら
「東京医科大学の適性検査って何?」と悩んで
しまうでしょう。

基礎学力検査は、(数理的問題)とカッコ書きが
ついていますが「数理的問題って?」と、ここで
も悩んでしまうのではないでしょうか?そもそも
「基礎学力試験」ではなく「基礎学力検査」と
なっていることも「どういうことなんだろう?」
と考えてしまいそうです。

関西医科大学では、推薦入試が変更になりました。
関西医科大学の学校推薦入試の試験内容は「小論
文、適性検査(数理的問題、英文問題を含む)、面
接(集団・個別)」となっています。

関西医科大学志望者にとっては特に適性検査(数理
的問題・英文問題を含む)は、実際にはどのような
問題が出題されるか気になるところでしょう。ちな
みに、昨年までの推薦入試(特別枠)の出題と変わ
らないと思われます。

医学部の推薦入試は大学によって、その試験内容は
様々です。当然、推薦入試対策としては受験校の推
薦入試の内容に合った対策が必要になります。

帝京大学医学部の推薦入試や近畿大学医学部の推薦
入試のように、一般入試に通ずる学力試験を行う
大学もありますが、これもその大学の推薦入試で
出題される問題に対する準備が必要です。

こういった医学部推薦入試に対する準備の第一歩が
「実際の試験内容を正確に知る」になります。医学
部の推薦入試で福岡大学医学部や久留米大学医学部
のように過去問を公表している医学部推薦入試は、
過去問を手に入れるところから始まります。過去
問を公表していない医学部の場合は、高校や塾・
予備校で、受験する医学部推薦入試の受験者報告
を見せてもらい、具体的にどの様な問題が出題さ
れているかを把握してください。

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