昨日11時、埼玉医科大学推薦入試の合格
発表がありました。合格者は、募集人員10
名の一般推薦枠が、前年より1名減の10名、
数学オリンピックの予選合格や英検1級取得
などが受験資格となる募集人員2名の特別枠
は前年より1名多い、2名でした。一般推薦
枠と特別枠を合わせた合格者は12名で、昨
年と同数でした。
埼玉医科大学推薦入試では、今年から新たに
募集人員18名で埼玉県地域枠が実施されま
した。地域枠で18名と募集人員も多く、埼
玉医科大学の募集要項には「推薦入学試験
(埼玉県地域枠)において定員が18名に達
しなかった場合には・・・」と埼玉県地域枠
で定員が満たせない場合のことも書かれてい
ましたので合格者数が、どうなるのか注目し
ていました。
昨日発表の埼玉医科大学推薦入試埼玉県地域
枠の合格者は、募集人員と同じ18名でした。
合格者数が募集人員を下回ることもあるかも
しれないと思っていましたが、杞憂に終わり
ました。
大きな要因として、埼玉医科大学推薦入試の
埼玉県地域枠の出願資格に、出身地による制限
が無いことが挙げられます。出願資格に「『埼
玉県地域枠医学生奨学金』の貸与を受け、卒
業後、埼玉県並びに本学が指定する医療機関
又は特定診療科に医師として勤務することが
誓約できる者」とありますが、「埼玉県出身者」
などの出身地による制限はありません。
「埼玉県地域枠」であっても全国どこの医学部
受験生でも出願できる、そのことを分かってい
る医学部受験生が、かなり出願したと思われま
す。
医学部入試は、いつもお伝えしているとおり変化
を続けています。「知っていれば受けたのに」では
済まされません。正確かつ最新の医学部入試情報
を把握するようにしてください。