医学部入試

関西医科大学のポイント(2019-01-25)

明日は関西の人気校、関西医科大学
の1次試験日です。関西医科大学は、
新キャンパス開設以降、医学部受験
生の人気を集めています。ノーベル
賞を受賞した山中教授のお子さん二
人の母校、という事も受験生の関心
を集めている要因かもしれません。

大阪校の分析では「志願者数より志
願者層の変化が関西医科大学の入試
難易度を上げている」です。

さて、関西医科大学の1次試験の試
験時間は、英語が80分、数学が90
分と私立医学部入試では、長めの試
験時間になります。時間が長い分、
問題そのものも難易度が高めです。

関西医科大学の数学は、90分で大問
4題ですが、ここ数年難化し国公立大
学2次試験並みの問題も出題されてい
ます。問題Ⅰの小問にも手強い問題が
まぎれていることがありますので「小
問は必ず解かなければならない」とい
う思い込みは禁物です。

90分という試験時間の中で「どう点を
取っていくか」を考えてください。

関西医科大学の英語は、大問が5題で
あったり4題であったり、変化を続け
ています。今年の英語も変化がある可
能性があります。過去問と違いがあっ
ても、慌てないでください。

関西医科大学の英語で、長文問題は
800語以上ありますので、長文にど
の位の時間を使えるかが得点に大きく
影響すると思います。自分なりの作戦
を考えておいてください。

関西医科大学の生物は、量も多い上に
計算問題もあり、時間的に厳しいこと
が予想されます。落ち着いて、解ける
問題を確実に点にしてください。

関西医科大学の1次試験では、小論文
も書いてしまいます。長めのテーマ型
が出題されますが、関西医科大学の小
論文では知識以上に、自分の頭でしっ
かり考えることが大切です。昨年は、
「税金は高齢者と将来世代のどちらに
重点的に使うべきか」といったことが
問われました。

関西医科大学の面接では、小論文で自分
が書いたことについて、よく聞かれます。
明日、小論文を書いたら、自分が書いた
内容を忘れないように、気を付けてくだ
さい。