明日は、聖マリアンナ医科大学の1次
試験日です。聖マリアンナ医科大学の
昨年の志願者は、3,424名でしたが、
今年は3,000名の大台どころか2,000名
をも下回る、1,899名でした。前年の志
願者数に比べ半数近くにまで減少しまし
た。
聖マリアンナ医科大学の志願者減の最大
の理由は、試験日程にあります。
昨年の聖マリアンナ医科大学1次試験は、
他の医学部との試験日重複はなく、その
日は、聖マリアンナ医科大学1次試験だ
けが行われました。医学部受験生は悩む
ことなく、聖マリアンナ医科大学に出願
出来る状況でした。
ところが今年は、1次試験日が帝京大学
医学部、藤田医科大学と重なりました。
特に同じ関東の帝京大学医学部とは、
受験者層が重なり、どちらの大学に出願
するか、迷った受験生も多かったのでは
ないでしょうか?
1次試験日が重なったことで、聖マリア
ンナ医科大学同様に、帝京大学医学部も
志願者数を減らしているのではないかと
思います。
明日、聖マリアンナ医科大学を受験する
医学部受験生の皆さんは、チャンスが
広がったと考えているでしょう。ぜひ
チャンスを生かしてください。
さて、明日の聖マリアンナ医科大学の数
学は、少し注意が必要です。他の医学部
では、出題されることの少ない「データ
の分析」が2年続けて出題されています。
一昨年は小問ではなく、大問で「データ
の分析」が出題されました。データの分
析には、あまり力を入れていない受験生
が少なくないと思います。サッとでも見
直しておくといいでしょう。
また、聖マリアンナ医科大学の数学は、
問題によって難易度に差がありがちです。
昨年の証明問題などは、かなり手こずっ
た受験生が多かったと思われます。
しっかりと問題の難易度を見極め、試験
時間を有効に使ってください。
世マリアンナ医科大学の化学は、以前は
かなり特徴的な出題がされていましたが、
最近は標準的な問題がほとんどになって
います。落ち着いて解いてください。
昨年は、論述問題が多かったので論述問
題に慣れておくといいと思います。