長かったゴールデンウイークも終わりました。
「日常」が戻るわけですが、土曜・日曜も含
めて生活リズムを固めてください。いつも同
じペースで勉強を進めることが大切です。
さて、昨日もお伝えいたしましたが、医学部
受験生が一般入試の前に医学部の推薦入試を
受験し、早々に医学部進学を決める場合もあ
ります。
一方で、推薦入試を受験するとなれば当然、
その準備をしなくてはなりません。推薦入試
対策に時間を掛ければかけるほど、一般入試
への準備は遅れることになります。
医学部推薦入試は、指定校推薦入試であって
も全員が合格するとは限りません。他学部と
同じように考えるわけにはいきません。医学
部の推薦入試を受験するとなれば、一般入試
の準備は遅れてしまうことも考えなければな
りません。
国公立医学部の推薦入試で、センター試験が
必須の大学や、私立医学部推薦入試で帝京大
学医学部、兵庫医科大学の推薦入試のように、
推薦入試への準備が一般入試の準備にも繋が
る大学であれば、推薦入試の受験をそれほど
悩むことも無いかもしれません。
しかし、京都大学医学部や東京女子医科大学
の推薦入試のように、独自の試験内容の推薦
入試の場合は、受験するかどうか迷こともあ
るでしょう。
こういった場合、医学部受験生はどうしたら
いいでしょうか?
自分自身が医学部に進学する可能性が最も高
い道は、どの道なのかを考える必要がありま
す。医学部の推薦入試を受験することなのか、
推薦入試を受験することなく一般入試に集中
することなのか。推薦入試を受験するのなら
どの医学部の推薦入試を受験することなのか。
こういったことを冷静に考えてください。医
学部推薦入試の試験内容が公表されていない
大学も少なくありません。高校に、推薦入試
の受験者報告が残っていれば活用してくださ
い。
高校に無ければ、医学部推薦入試に詳しい
塾や予備校に相談するといいでしょう。
医学部のAO入試も同じです。試験内容を把
握することが、医学部の推薦入試・AO入試
を受験するのかどうかの判断の第一歩になり
ます。