久留米大学医学部入試で、次の2020年度
入試から募集人員の変更など、いくつか変
更があります。
これまで久留米大学医学部一般入試前期の
募集人員は約85名で、85名の中には福岡
県特別枠の5名も含まれていました。この
福岡県特別枠の5名が2020年度入試では、
一般入試前期ではなく推薦入試で募集され
ることになりました。これに伴い、一般入
試前期の募集人員が5名減ります。
これまで久留米大学医学部の推薦入試では、
募集人員約10名の一般推薦入試、募集人
員約15名の地域枠推薦入試が実施されて
いましたが、募集人員5名の福岡県特別枠
推薦入試が新しく実施されることになりま
した。久留米大学医学部推薦入試では、こ
の他にも変更があります。
これまで募集人員約15名だった地域枠推
薦入試の募集人員が5名増の約20名にな
ります。これに伴い、一般入試前期の募集
人員が5名減となります。福岡県特別枠の
5名減と合わせて久留米大学医学部一般入
試前期の募集人員は、来年2月の一般入試
から10名減となります。
さらに、これまで受験資格は「1浪まで」
であった地域枠推薦入試の受験資格が「2
浪まで」に変更されます。ちなみに、新
たに実施される福岡県特別枠推薦入試の
受験資格も「2浪まで」になります。
「久留米大学医学部一般入試前期の募集人
員が、10名減ることが入試にどういった
影響を与えるか」、ですがこれは医学部各
大学の入試日程が出揃うまで、なんとも
言えません。特に、1次試験日が重なる大
学があるのか、重なる大学があるとしたら、
どの大学か、何校重なるのか、こういった
ことがはっきりするまでは、なんとも言い
ようがありません。
九州の医学部受験生は、たとえ定員が10
名減となろうと出願する受験生が多いと
思いますが、問題は九州以外の医学部受験
生の動向です。
一般的には募集人員が10名も減れば、出願
をためらう受験生が多くなるのですが、来
年度の私立医学部一般入試の日程が出揃った
ところで、募集人員10名減の影響を、もう
一度考えてみます。