一昨日、日本医科大学6年に在学するメルリ
ックス学院の卒業生が生徒達のために話をし
てくれました。
医学部生としての6年の生活を振り返って、
「医学部は覚えなければならないことが、医
学の進歩に伴ってどんどん増えているが、医
学部での勉強は6年と以前と変わっていない。
同じ期間でやらなければならないことが膨大
になっているので、勉強は本当に大変だ」
「日本医科大学でも留年は、けっして少なく
なく、最悪放校になる人もいる」と医学部生
の厳しい現実を話してくれました。
「とは言え、勉強ばかりしているわけでは無
く、部活や学外の活動に参加して充実してい
る。みんな、メリハリが上手だ」とも話して
くれました。
話を聞いていて、改めて「医師になるという
事は、本当に大変なことだ」と思うと同時に
生き生きと話をしている様子から「忙しくて
大変そうだけど毎日、充実しているな」とも
感じました。
医学部の6年間は厳しいという話の後「医学
部は入ってからの方が大変。受験勉強で、
へこたれてはダメだ」と生徒達に気合を入れ
てくれました。
また、「自分は数学が本当に苦手で苦労した。
勉強で落ち込むことも多かったけど、助け合
う勉強仲間がいてくれたおかげで、なんとか
乗り越えられた」「自分へのご褒美として時々、
美味しいものを食べたりもして1年、頑張る
ことが出来た」といった話もしてくれました。
話をしてくれた彼は、日本医科大学入学も
しばらくチューターとして、メルリックスの
後輩たちを指導してくれていました。私から
「チューターをやっていて、この生徒は受か
るなと思う生徒は、どんな生徒だったでしょ
うか?」と聞いたところ即座に「素直な生徒」
と答えてくれました。
「生徒達は、これまで勉強を積み重ねてきて
いるので、それぞれ自分の勉強スタイルがあ
ると思う。しかし、医学部受験指導のプロで
あるメルリックスの先生からのアドバイスが
あれば、素直にそれを聞くべきだと思う。
これまでの自分の勉強スタイルを変更する
ことにためらいはあるかもしれないが、何人
もの医学部受験生を見て来たプロのアドバイ
スは貴重で、これを素直に実行できる生徒は
受かって行った。」と話してくれました。
このことは私も日頃感じていることで、先生
のアドバイスを無視するのではなく、一旦は
受け入れてみることが医学部合格に繋がると
私も感じています。