昨日は、福岡校で久留米大学医学部と福岡
大学医学部の入試説明会を行いました。
いつもそうですが、大学から入試担当の方
をお呼びしての入試説明会では、公表され
ていること以上の話を聞くことが出来ます。
久留米大学医学部の入試説明には、久留米
大学の副学長が来てくださいました。副学
長だけでなく学生部長も兼務されていて、
学生部長という立場も入試においては重要
です。学生部長は「どのような学生を受け
入れ、どの様に育てていくのか」を考える
立場です。
来て下さった副学長は、久留米大学医学部
の解剖学の教授でもありますから長年、医
学部の学生を見て来て、「こういう学生が
欲しい」という自分の考えは、はっきりと
持っているでしょう。
この教授には、もう10年ほどメルリックス
に毎年、来ていただいています。毎年、ご自
分の久留米大学医学部入試に対する予想も話
してくださいますが、今年も「予想」を話し
てくださいました。
この「予想」は公表されているものではあり
ませんので、お伝えすることは控えますが、
入試問題が大きく変化することは無さそうで
す。理科も科目間の差は、それほど出ないと
考えて良さそうです。生物と物理で、どちら
かが有利・不利ということは考えないで落ち
着いて受験してください。
久留米大学医学部の福岡県特別枠が一般入試
から推薦入試に移りましたが、募集人員は5
名で変わらない予定ですが、変わる可能性も
あるとのことです。その内情も話してくださ
いましたが話を聞く限り、私は募集人員の変
更はあるのではないかと感じました。
小論文についての話の中で、採点方法も触れ
てくださいました。以前から聞いている話で
私は、驚きは無いのですが、初めて聞く医学
部受験生は、驚いたかもしれません。
大雑把に言うと「誤字脱字を無くし、与えら
れた字数までしっかり書くように」という事
です。
久留米大学医学部の小論文の出題者は変わり
ます。副学長に「〇〇先生は、どういった問
題を出されると思われますか」と具体的に新
しい出題者について、説明会とは別に個人的
にお聞きしました。もちろん、明快に「こう
なる」と答えて下さるわけではありませんが、
私は勝手に「こうなるのかな」と感じました。
面接では、「自分が面接官ならこういうこと
を言われたら満点を付けたくなる」という話
もしてくださいました。今年の4月、久留米
大学医学部に進学したメルリックスの生徒の
面接官は、この副学長だったとのことです。
5浪の生徒でしたが、配点50点の面接では
いい評価をいただけたかもしれません。
医学部受験生の皆さんも、医学部のオープン
キャンパスなどに行った際には、公表されて
いないことも積極的に聞いてみるといいと思
います。
ちなみに昨日は、久留米大学医学部医学科の
オープンキャンパスの予定でしたが、大雨の
影響で中止になりました。そんな中、副学長
にメルリックスにおいでいただき感謝しかあ
りません。久留米大学医学部のオープンキャ
ンパスは、別日程で行われると思いますので、
興味のある方は、ぜひ行ってみてください。