医学部受験生の皆さんも歯学部受験生の
皆さんも、模擬試験は受けていると思い
ます。
模擬試験では、実力どおりの点が取れて
いますか?ほとんどの皆さんが、「つまら
ないミス」で、点を落としているのでは
ないでしょうか?
「つまらないミス」「ケアレスミス」を
したことの無い受験生は、いないのでは
ないでしょうか?
「本当は出来ていたんだ」「解けたと言っ
ても問題ない」つまらないミスをした時、
こんないい訳をしていませんか?
そう、「言い訳」に過ぎません。
医学部入試、歯学部入試で答えが違って
いた時「単純なミスです。本当は出来る
んです」で通じると思いますか?
もちろん、思いませんよね。
医学部入試、歯学部入試では、解答用紙
しか見てくれません。「言い訳」は通用
しないことは当然ですね。
特に、私立医学部入試や私立歯学部入試
の数学では、記述式と言っても途中式は
書く必要が無く、答えだけを書かせる大
学が少なくありません。
途中まで合っていて、最後の最後に「つ
まらないミス」で答えが違っていても、
全く手が付かなくても採点結果は同じで
す。
「本番では、こんなミスはしない」、本
当に出来ますか?
例えば、私立医学部一般入試の合否ライ
ンでは、同じ点数の受験生が20人程度
はいると思っていてください。
ある医学部の方から「繰り上げ合格にな
った80人は、3点の幅の中にいた」と
聞いたことがあります。
1点違えば20番から30番、順位が下
がると思ってください。どれだけ1点が
大切かが分かると思います。つまらない
ミスさえ無ければ、医学部に合格してい
た受験生が合格出来ないことは毎年、繰
り返されていると思います。
模擬試験などでミスをしてしまった時に
「本当は出来ていたから問題ない」で済
ますことは出来ません。
医学部入試、歯学部入試に合格するため
に毎日必死に努力を積み重ねても、試験
当日「考えられないミス」で合格点に届
かなければ、これほど残念なことはあり
ません。
ミスは、無くならないかもしれませんが、
無くす努力は絶対に必要です。
では、計算ミスなどの「つまらないミス」
「ケアレスミス」を無くすためには、ど
うすればいいのでしょう?
「ケアレスミスは絶対にしない」と自分に
気合をいれますか?残念なことに「ケアレ
スミス」は気合では無くなりません。
ミスを少しでも無くす第一歩は、「自分の
ミスを分析する」です。
「つまらないミス」「ケアレスミス」撲滅
の具体的な対処法は、明日以降お伝えいた
します。