先日、現役の医学部受験生の方は、
ぜひ推薦入試を考えてほしいとお話ししましたが、
今回はデータで検証してみましょう。
2009年度入試のデータでお話しします。
私立医学部の入学者のうち現役生と浪人生の区別を
公表していない大学は私立医学部29校のうち、
慶應義塾大学、順天堂大学、帝京大学、
東京医科大学、東海大学、川崎医科大学、
産業医科大学の7校です。
ちなみに、慶應義塾大学と東海大学、川崎医科大学には
付属校からの内部推薦制度があり、
東京医科大学は現役生のみが出願できる
推薦入試を18名以内の募集人員で実施しています。
産業医科大学の公募推薦入試は現役生と1浪生が出願できます。
ですから、推薦入試を経て入学してくる医学部受験生は
少なくないでしょう。
とは言え、細かい数字は公表されていませんので、
この7大学を除いて医学部入学者を見てみましょう。
22大学合計の医学部入学者は2,424名で、
このうち現役での入学者は654名です。
入学者に占める現役の割合は27.0%で、
いかに医学部入試が厳しいか、ここからも見て取れますね。
現役入学者654名のうち推薦入試での入学者は
277名です。
つまり、医学部に現役で入学した方の42.4%は
推薦入試の入学者です。
多くの場合、現役生しか受験が許されない医学部の推薦入試。
このデータからもぜひ一度は検討してもらいたいと思います。
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話は変わりますが、渋谷の東急デパートでは
よく物産展をやっています。
全国のおいしい物が集まるので、よくのぞくのですが、
昨日から「大なごや祭 名古屋でらうま市」が始まりました。
名古屋の物産展はおそらく渋谷では初めてではないかと思います。
早速、お昼休みに行ってきました。
見るもの見るものどれもおいしそうで困ってしまいましたが、
まずは「あんかけスパゲッティ」をいただきました。
でも、それでは止まりません。
朝のテレビの占いで「親子丼を食べるといい」と
出ていたのを言い訳にして
名古屋コーチン味噌親子丼までいってしまいました。
そして、なんと仕上げは鬼まんじゅうです。
名古屋、恐るべしです。
こりゃ、毎日通ってしまいそう。