明日は、私立医学部3校の1次試験が重なり
ます。そのうちの1校、日本医科大学は私立
医学部御三家の一つといわれます。
ちなみに私立医学部御三家は、一般的に慶應
義塾大学医学部、東京慈恵会医科大学、そし
て日本医科大学を指します。
さて、日本医科大学一般入試の配点は英語
300点、数学300点、理科2科目400点
(1科目200点)と英語と数学の配点が高く
なっています。
日本医科大学に合格するためには、英語と
数学で得点が取れないと苦しくなります。
日本医科大学の英語ですが、昨年の英語は
前年の大問5題から4題に1題減りました。
長文問題も3題から2題に減りました。その
分、多少やり易くなったと思いますが今年も
同じとは限りませんし、歯ごたえのある問題
でありことに変わりはりません。
日本医科大学の英語では、大問3の英作文に
時間を掛けたいところですので、英作文まで
に試験時間90分のうち、どのくらいの時間
を使うのかを自分なりに考えておくといいで
しょう。
ただし、問題数や出題内容が変わるかもしれ
ませんので、明日は問題をざっと見て最終的
な判断をしてください。
英作文は差が付きやすいので、昨年の日本医
科大学の英作文に一度取り組んで、感覚をつ
かんでおくことをお勧めします。
日本医科大学の数学は、年により多少の難
易度の違いはありますが、素直な問題ばか
りではなく、答えにたどり着くまで苦労し
そうです。
「きれいな答え」とは限りませんし、計算
も複雑で量も多い傾向にあります。試験時
間は90分ありますが、この時間内で出来
る限り「早く、正確に」解く必要がありま
す。
日本医科大学の数学は、前半の問題がやや
解きやすい傾向にありますので、前半の問
題で得点を重ねて行きたいところです。
日本医科大学の数学は、完答を狙うより「
取れるところで得点を」という考えでいい
と思います。
日本医科大学の化学は、問題文を正確に読
み解くところから始まります。落ち着いて
問題文をきちんと読んでください。また、
生命科学に関する問題も出題されています
ので、こういった問題も見直しておいてく
ださい。