昨日、近畿大学医学部C方式(センター試験利用
入試)前期、中期の合格発表がありました。
近畿大学医学部C方式前期で合否判定に使用する
科目は英語(リスニングあり)、数学、理科2科目
ですので、私立医学部受験生も出願しやすいセン
ター試験利用入試です。
募集人員5名のC方式前期の正規合格者は15名
でした。募集人員の3倍の合格者ですが、それだけ
近畿大学は入学辞退者を見込んでいるということ
です。
昨日は、C方式前期の合格発表の他、募集人員3名
のC方式中期の合格発表もあり、10名が合格と
なっています。
近畿大学医学部C方式中期は、募集人員が3名と
少なく毎年ボーダーライン得点率は90%を超えて
います。また、センター試験の結果を見てから出願
出来ますので、志願者数は少なくとも「少数激戦」
の、国公立医学部入試を含めても非常に厳しい入試
となります。
ただ、合否判定に使用する科目が前期と異なってい
ることには注意が必要です。英語と理科は同じです
が、もう1科目は数学Ⅰ・Aまたは国語(近代以降)
となります。前期の満点は500点ですが、中期は
400点満点になります。
C方式後期も合否判定科目が変わり、満点は300点
になります。メルリックス学院から募集人員2名のC
方式後期に、数年前に合格者が出たことがあります。
他の私立医学部の1次試験にはどこも合格出来ていな
い生徒でしたが、近畿大学医学部C方式後期の合否
判定科目から考えて「チャンスあり」と考えた担任
の勧めで出願し、医学部合格を勝ち取りました。
私立も国公立も医学部入試は複雑になっています。
「自分に合った医学部入試を見つける」ことは医学部
合格へ大きな後押しになります。