明後日、3月8日(日)に歯学部一般選抜入試Ⅱ期、
来週火曜日、3月10日に医学部一般選抜入試Ⅱ期
の1次試験を行う昭和大学が、志願者数を公表しま
した。
募集人員8名の昭和大学歯学部一般選抜入試Ⅱ期の
志願者は152名で、志願倍率は19.0倍となりまし
た。志願者は、昨年と全く同数でした。
昭和大学歯学部一般選抜Ⅱ期は、医学部志望者の併
願が多くなります。募集人員の少なさと相まって、
「歯学部Ⅰ期入試に比べ難易度は高くなる」と考えて、
いいでしょう。
それだけに周到な準備が必要です。
大きなポイントは、「英語と数学の時間配分」です。
昭和大学歯学部の一般入試では、英語と数学を120分
で解きます。「どちらの科目から解くのか、英語と数学
の時間配分をどうするのか」この点を事前にきちんと
考えておいてください。
ちなみに、昨年の昭和大学歯学部一般選抜入試Ⅱ期で
は、募集人員8名に対し正規合格8名、補欠者50名、
繰り上げ合格者9名で総合格者は17名でした。
医学部志望者が歯学部を受験する際に悩むのが「医学
部志望ということを言っていいのか」です。歯学部の
面接官にとって、「本来は医学部志望の受験生」は珍し
くありませんし、「医学部志望者は入学させない」とい
うこともありません。
併願校を聞かれれば、「本来は医学部志望」ということ
は隠せません。医学部を目指していたことを隠す必要
はありません。
ただし、「医師もやりがいのある仕事だと思うが、歯
科医師もやりがいがあると思う」ということを言える
ようにしておいてください。自分なりの「歯科医師の
やりがい、魅力」を言えるようにしておいてください。
募集人員20名で、3月10日(日)に1次試験が行わ
れる、昭和大学医学部一般選抜入試Ⅱ期の志願者は
1496名でした。昨年に比べ226名少ない志願者で、
志願倍率は74.8倍となりました。志願者が減ったとは
言え、大変な志願倍率であることに変わりはありません。
歯学部と同じように昭和大学医学部の一般入試では、
英語と数学の時間配分が大切になります。出来れば、
今年の医学部Ⅰ期の問題を解いて、自分なりの作戦を
練っておくといいでしょう。
自分自身は昭和大学医学部Ⅰ期を受けていない場合は、
Ⅰ期を受けた友人に問題を見せてもらったりしてくだ
さい。また、予備校はどこでも今年の昭和大学医学部
Ⅰ期の問題を持っていると思いますので、どこかの予
備校にお願いしてもいいでしょう。
今年の英語では長文問題が2題になり、発音・アクセ
ント問題が無くなりました。数学では、問題2の(1)
で、正答が存在しない出題ミスがありました。
昨年の昭和大学医学部一般選抜Ⅱ期入試は、正規合格
20名、補欠者69名、繰り上げ合格者10名で総合格者
は30名でした。