医学部入試

私立医歯学部入試総括は印刷中です

昨年度に実施された私立医学部入試
私立歯学部入試の結果をまとめた
『私立医歯学部 入試総括2010』の原稿が手を離れ
印刷会社さんに回りました。

今年は従来より増ページをして
更に内容を充実させました。
毎年10月に発行している
『私立医歯学部 受験攻略ガイド』
速報版的意味合いもあります。

医学部や歯学部を持つ各大学から
入試の結果データをいただき、
それをまとめて分析・解説しています。

詳しくは私立医歯学部入試総括を
お手に取ってご覧いただくとして、
ザックリとしたお話をします。

まず志願者数私立医学部は9年連続で
過去最高を更新
しました。

私立歯学部は残念ながら志願者数の減少は止まらず
ここ5年で志願者数は半分以下になりました。

私立歯学部志望の方にとっては
非常にチャンスの大きい入試になっています。

ちなみに国公立歯学部の志願者は増加に転じました。
受験生の歯学部離れは行き過ぎているような感じがしますので、
甘く考えない方がいいかもしれません。

「歯学部の定員を削減すればその分、
医学部の定員を増やしていい」
という文部科学省の方針を見ても
世の中全体が今は「医師は不足で歯科医は過剰」と
とらえているようですが、
歯科医が世の中にとって欠かせない仕事であることは
間違いありません。

月曜日は日本歯科大学新潟生命歯学部から
お2人がわざわざごあいさつに来て下さいました。

明日は東京歯科大学さんが来て下さいます。
良き歯科医を育てるために各大学はしのぎを削っています。

歯学部志望の受験生の方は
このチャンスをぜひ活かして下さい。

ところで定員増が続く医学部ですが、
「地域枠」や「研究医枠」が創設されています。

医学部受験生の皆さん、
自分には関係ないと考えていませんか?

続きは次回に。