これまでのセンター試験に代わる、大学入学共通
テストの第一回目は、2021年1月16日（土）、
17日（日）に行われることが確定しました。

受験生の皆さんの中で、大学入学共通テストを受
験予定の方も多いと思います。数学と国語で一部
記述式問題が導入される予定でしたが、記述式問
題の導入は見送られました。大学入学共通テスト
は、これまでのセンター試験と同様に全てマーク
式になりました。

英語の配点は、これまでの筆記200点、リスニン
グ50点の合計250点から、筆記試験が100点、
リスニング試験が100点の合計200点となり、リ
スニングの配点が大きくなります。ただし、大学
が合否を判定する際は、筆記とリスニングの配点
割合を変えて合否判定に使用することもあります。
例えば東京大学は筆記140点、リスニング60点
のバランスで合否判定に使用します。

新しい試験ですから受験生の皆さんの戸惑いは大
きいと思いますが、条件は全ての受験生共通です。
今は、高校や塾・予備校からの情報を待ってくだ
さい。徐々に全体像が明らかになってくると思い
ます。

例えば、現在までのところ大学入学共通テストに
ついて「得点調整の有無」「平均点の中間、最終
の発表日時」「追試験の日程」などが発表されて
いません。今後、いろいろなことが明らかになっ
てくるはずですので、その都度対応して行けば
いいと思います。

今なにかやるとすれば、2回行われた試行調査の
問題を見ておくことだと思います。

私立医学部、歯学部を受験予定の方は、通常の
一般選抜（一般入試）に向けた勉強に集中する
といいでしょう。大学入学共通テスト利用入試
については、後回しで構いません。

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