全国の国公私立高校の校長で作る全国高等学校長
協会が今日、全国各地の校長を結んでオンライン
会議を開きました。

オンライン会議の結果、全国校長協会として文部
科学省や大学に、入試全体の日程を1か月程度繰
り下げるよう要望することを決めました。

文部科学省が全国の高校に出したアンケートの結
果は「7割の高校が大学入学共通テストの日程は
予定どおりの日程での実施を希望」と報道されて
いました。これを受けて「文部科学省は予定どお
りの日程で実施する意向を固めた」と複数の報道
機関が伝えていました。

それが、一転して全国高等学校長協会は、「大学
入試全体の日程の1か月程度繰り延べ要望を決
めた」との報道です。

今日の全国高等学校長協会の会議内容の詳細が
分かりませんので、何がどうなっているのか、
今の段階ではよく分かりません。

とにかく、受験生のために来年4月入学生を決
めるための大学入試全体の詳細を早く決めて欲
しいと思うのは私ももちろんですが、受験生の
皆さんやご家族が一番切実に思っているでしょ
う。

これとは別に、萩生田光一文部科学大臣が大学
入学共通テストの追試験を、学習が遅れた受験
生にも対応できるようにすることも議論する意
向を示したようです。

医学部や歯学部の中には、すでに試験日程の
予定を発表している大学もあります。それが
予定どおり実施されるのか、現段階では微妙
だと思います。ただ、医学部受験生、歯学部
受験生の皆さんは予定どおりに試験が行われ
ると考えて準備を進めてください。

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