本日、ブログの読者の方から「今年の杏林大学
医学部は、志願者激減ですね。どうしてなんで
すか？」とお問い合わせがありました。

その方の話を聞くと、「杏林大学のホームページ
に志願者速報が出ているが、去年2290人だった
志願者が、今年は865人と出ている」とのこと
でした。

「いくらなんでも、それは無いだろう」と思いま
したが、杏林大学医学部の志願者速報は見ていな
かったので、すぐに見ることにしました。

杏林大学のサイトに「2021年度　出願速報」が
ありました。そこを開いてみると、杏林大学の
全学部の志願状況が掲載されていました。

1月7日更新、と書かれた出願速報の医学部の
項を見ると、2020年度（前年）志願者2290名、
2021年度（今年）志願者865名とあります。

しかも、出願締め切りは1月8日必着で「1月
7日更新」とあります。

確かに「杏林大学医学部の志願者は大幅減」と
思えるでしょう。

しかし私は、杏林大学医学部一般選抜について、
志願者減にはなりそうだが、大幅減とはならな
いだろう、と考えています。

「締め切り前日で千人にも満たないのに？」と
思われるでしょう。この志願者865名とは、
「願書が届いた中で事務処理の終わった人数」
です。

届いてはいるものの、まだ未処理の出願書類
がかなりあると思います。早計に判断するこ
となく、もう少し様子を見た方がいいと思い
ます。

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