医学部入試

本日、大学入学共通テストを所管する、独立
行政法人大学入試センターから、1月16日、
17日に行われた共通テストで得点調整を行う
ことが発表されました。

大学入学共通テストでは、20点以上の平均
点差が生じ、これが試験問題の難易差に基
づくものと認められた場合、得点調整を行
うことになっています。

1月16日、17日に行われた共通テストで、
公民と理科②で20点以上の平均点の差が
ありました。

理科②の、生物の平均点73.14点に対し
化学の平均点は52.80点で、差は20.34点
ありました。また、物理の平均点は58.89
点で、生物とは14.25点の差がありました。

公民では、倫理の平均点71.76点に対し、
政治・経済の平均点は51.32点で20.44点
の差がありました。現代社会の平均点は
54.34点で、倫理の平均点71.76点との差
は、17.42点ありました。

これらから、大学入試センターは得点調整
判定委員会で審議を行い、得点調整を行う
ことを決めました。

具体的には、「換算表」が大学入試センター
のサイトに掲載されていますので、それを
ご覧ください。

換算表を見ると、例えば化学が50点だった
場合、化学の得点は58点に調整されます。
同様に物理が50点だった場合、物理は
56点に調整されます。生物の得点は、そ
のままで、50点は50点です。

公民も、大学入試センターのサイトに
換算表が掲載されています。

大学入学共通テスト初年度ということも
あり、作問者の予想通りにはいかなかっ
たようです。

国公立医学部、国公立歯学部の受験校を
検討中の皆さんは、得点調整も加味して
出願校を考えてください。

河合塾やベネッセ・駿台が発表している
国公立医学部、国公立歯学部のボーダー
ラインにも変更があるかもしれません。

医学部受験生、歯学部受験生の皆さんは
注意してください。

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