昨日は金沢医科大学のAO入試の話の中で
自己推薦書の話に触れました。
書き方についても触れておきましたが、
今日届いた「添削してほしい」という自己推薦書を見て、
もう少し話をした方がいいと感じましたので
自己推薦書の書き方についてお話しさせていただきます。
特に金沢医科大学ということではなく、
医学部の自己推薦書としてお話しします。
昨日は「誰れが読むのか考えろ」というお話をしました。
医学部の教員が読むのですから、
「現役の医師が読んで違和感のない文章がまず大切」
ということをお話ししました。
今日は「自分をどう推薦するのか」というお話です。
自己推薦書ですから自分で自分を推薦するのは当然ですが
問題はその内容です。
まず第一にやらなければならないことは
その大学が求める人物像を知ることです。
パンフレットや入試要項に書いてあります。
その人物像に「自分が全てあてはまる」ということは
普通あり得ません。
大学が求める人物像のこことここが
自分と合致していることが伝わればいいのです。
ここをいいかげんにしている医学部受験生が多く、
勝手気ままに自己推薦書を書いている場合を
よく見かけます。
まず大学が求める人物像をしっかり把握することから
始めて下さい。
続きはまた明日。