医学部入試

自己推薦書の書き方 医学部の場合(1)

昨日は金沢医科大学AO入試の話の中で
自己推薦書の話に触れました。

書き方についても触れておきましたが、
今日届いた「添削してほしい」という自己推薦書を見て、
もう少し話をした方がいいと感じましたので
自己推薦書の書き方についてお話しさせていただきます。

特に金沢医科大学ということではなく、
医学部の自己推薦書としてお話しします。

昨日は「誰れが読むのか考えろ」というお話をしました。
医学部の教員が読むのですから、
「現役の医師が読んで違和感のない文章がまず大切」
ということをお話ししました。

今日は「自分をどう推薦するのか」というお話です。

自己推薦書ですから自分で自分を推薦するのは当然ですが
問題はその内容です。

まず第一にやらなければならないことは
その大学が求める人物像を知ることです。
パンフレットや入試要項に書いてあります。
その人物像に「自分が全てあてはまる」ということは
普通あり得ません。

大学が求める人物像のこことここが
自分と合致していることが伝わればいいのです。

ここをいいかげんにしている医学部受験生が多く、
勝手気ままに自己推薦書を書いている場合を
よく見かけます。

まず大学が求める人物像をしっかり把握することから
始めて下さい。

続きはまた明日。