2021年度の私立医学部入試が終わりました。
繰り上げ合格候補(補欠)となって繰り上げ
合格の連絡を待っている受験生もいるでしょ
うが、そういった受験生も含めて次の1年の
ことを考える時期です。
来年の医学部入試を考える時、大切なことは
「入試当日にどうなっていればいいのか」で
す。けして、「今」ではありません。
新高校3年生も浪人生も再受験生も今、出来
る必要はありません。入試当日に出来るよう
になっていればいいのです。
最も早い私立医学部入試は、6月27日の東海
大学医学部編入学試験ですが、この試験でも
3か月先です。学校推薦型選抜(推薦入試)、
総合型選抜(AO入試)にしても11月以降
です。一般選抜(一般入試)なら、年が明け
てからになります。
「医学部は難しい、だから難しい問題が解け
ないとダメだ」こう考える医学部受験生は多
いようですが、仮に難しい問題をやるにして
も「それは今か?」ということを考えてくだ
さい。
受験勉強は、一つひとつの積み上げです。今
の自分の学力状況にあった学習を行わないと
上滑りの勉強になってしまいます。
「難しい問題をやった」ということが、単な
る自己満足に終わらないようにしてください。
入試当日に合格点を取るために、今は何をや
るべきか、を考えることが大切です。