厚生労働省が発表する、日本人の死因を見ると
第2位の心疾患を大きく離し、悪性新生物が
長く第1位となっています。
この悪性新生物(がん)の治療法は現在、手術、
放射線、抗がん剤、免疫薬と4つある、との
ことですが、関西医科大学が第5の治療法とし
て期待されている「光免疫療法」の研究をする
光免疫医学研究所を、世界で初めて2022年4
月に設立することを決めた、と日本経済新聞が
報じました。
関西医科大学のサイトには、まだ研究所設立に
ついて何も掲載されていません。プレスリリー
スもありませんが、間もなく正式発表となると
思います。
2012年に当時のオバマ、アメリカ大統領が、
一般教書演説で光免疫療法に触れ注目を集めま
した。日本人が開発した画期的な、がんの治療
法としてテレビでも大きく取り上げられたこと
を、私もよく覚えています。
関西医科大学では、この光免疫療法を考案した
アメリカ国立衛生研究所の小林久隆主任研究員
を、来年4月に設立する「光免疫医学研究所」
の所長として迎えるとのことです。
関西医科大学医学部を志望する受験生は、特に
注目しておいてください。関西医科大学医学部
の面接で、「光免疫療法って聞いたことある?」
などと聞かれるかもしれません。
また、関西医科大学医学部の志望理由としても
使えそうです。