医学部受験生も歯学部受験生も、受験勉強に使える
時間は限られています。膨大な量の勉強をこなす必
要がある中で、どう時間を使うのかは非常に重要で
す。
医学部受験生、歯学部受験生の皆さんに、まず考え
て欲しいのは「今は、どこまでやるのか」です。
「どこまでやるのか」というのは、「どのくらいの
難易度の問題まで触れるのか」「どのくらい細かい
ところまで触れるのか」ということです。
自分が志望する医学部や歯学部の入試問題を見ると、
非常に難しい問題も出題されているかもしれません。
かなり細かい知識を問う問題も出題されているかも
しれません。
そういった問題が実際に出題されているとなると、
「やらないわけには行かない」と考えるかもしれ
ません。
しかし、その問題が解けないと合格点は取れませ
んか?けして、そんなことは無いはずです。
「志望校の入試で出題されるどんな問題でも解ける
ようにする」その気構えはいいと思います。しかし、
受験勉強に使える時間を考えた時、そういった問題
は後回しにしていいはずです。
受験勉強でまず、やるべきは「これが出来なければ
勝負にならない」問題を確実に解けるようにするこ
とです。次に「合否を分ける問題」を解けるように
することです。「今は、やらない」ことを考えた勉強
を進めるようにしてください。