医学部、歯学部の総合型選抜(AO入試)の出願が
迫ってきました。医学部や歯学部の総合型選抜では
出願書類が合否に大きく影響します。
医学部や歯学部の入試では一般選抜だけでなく、学
校推薦型選抜(推薦入試)でも学力が重視されます。
医学部、歯学部は卒業後に国家試験が待ち受けてい
ますので、十分な基礎学力を持った受験生を入学さ
せたいと、大学は考えています。
基本的に、学力を重視する医学部や歯学部の入試で
すが、総合型選抜では学力・能力が大切なことは変
わらないのですが、合否判定における学力の比重は、
一般選抜や学校推薦型選抜に比べれば低くなります。
そもそも、総合型選抜(AO入試)は「人物本位の
入試」とも言われます。受験生を学力面だけでなく
様々な面から評価しようとする入試です。
総合型選抜の最初の関門として「書類審査」があり
ます。書類審査がありますから当然、出願書類は重
要です。志望校が満足する出願書類を提出してくだ
さい。
獨協医科大学医学部総合型選抜、昭和大学歯学部
総合型選抜、鶴見大学歯学部総合型選抜の出願が
9月1日(水)から始まります。
また、東海大学医学部総合型選抜「希望の星育成」
の出願は9月22日(水)からです。
総合型選抜に向け、出願書類を書いている医学部
受験生、歯学部受験生は少なくないでしょう。
医学部や歯学部の総合型選抜で、志望理由書や
活動報告書などの提出を求めるのはなぜでしょう?
「受験生が入学させるのにふさわしい人物か」を
知るためです。自分自身を、上手に伝える必要が
あります。
ただ書けばいい、というものではありません。
「読みやすく書かなければならない」ことを受験
生は忘れがちです。書類審査をする教員は、多く
の受験生の出願書類を読みます。「読まされる」と
言ってもいいかもしれません。
受験生からすると「読んでもらう」です。
そうであれば、書類審査をする医学部教員、歯学
部教員が読みやすい、分かりやすい書類を提出す
ることは欠かせません。
出願書類は、第三者に見てもらった方がいいと思
います。第三者が見て、「読みやすいか、分かり
やすいか」をチェックしてもらってください。