私立歯学部の総合型選抜は既に、鶴見大学歯学部が
9月に終えていますが、今週末は私立歯学部8校で
総合型選抜が行われます。
明後日、10月23日(土)は明海大学歯学部、日本
大学松戸歯学部、昭和大学歯学部、日本歯科大学新
潟生命歯学部で総合型選抜(AO入試)が行われま
す。
翌、24日(日)は神奈川歯科大学、朝日大学歯学
部、愛知学院大学歯学部、北海道医療大学歯学部
と、4校で歯学部総合型選抜が行われます。
歯学部の総合型選抜は、大学によって試験内容が
様々ですので受験する大学に対する試験対策を行
ってください。
例えば、昭和大学歯学部と明海大学歯学部では
歯学部教員が講義を行い、講義を聞いた後に講
義で話されたことについての試験があります。
「講義理解力テスト」などと言われるテストを
ほとんどの歯学部受験生は受けたことが無いで
しょうから、何らかの準備は欠かせないと思い
ます。
昭和大学歯学部総合型選抜の対策講座に参加し
た生徒達からは「経験出来て良かった」という
声が聞かれました。
自分でやるとなると大変ですが、インターネッ
トで「歯学部講義」を検索して、ご家族にも協
力していただいて練習するといいと思います。
歯学部受験生の皆さんは、小論文と面接も仕上
げてください。「歯学部の小論文」と「歯学部
の面接」です。
松戸歯学部の総合型選抜では、学力試験100点、
小論文50点、面接50点という配点となっていま
す。小論文と面接を合わせると学力試験と同じ配
点になります。
歯学部の小論文は、例えば昨年の松戸歯学部の総
合型で出題された「健康長寿と口腔の健康の関係
について、あなたの考えを述べなさい」という
問題のように歯科関連の出題が、ほとんどです。
一般的な小論文対策では厳しいでしょう。歯学部
入試に詳しい先生に教えてもらうのがいいのです
が、医学部入試に詳しい先生はいても歯学部入試
に詳しい先生はなかなかいないのが現実です。
そういった時の「歯学部の小論文」対策としては
歯学部の小論文の過去問を書いてみるのがいいと
思います。また、与えられたテーマについて自分
なりに調べておくといいと思います。
面接も同様で、「歯学部の面接」の準備をしてく
ださい。