昨年の11月26日に、学校法人東京歯科大学と慶應
義塾が法人統合に向け協議を始めることを発表しま
した。「東京歯科大学歯学部が慶應義塾大学歯学部
になる」と大きな反響を呼びました。
この、東京歯科大学と慶應義塾の二つの学校法人の
合併、そして歯学部の慶應義塾大学への統合に向け
ての協議の状況について、東京歯科大学から発表が
ありました。
「東京歯科大学の歯学部の慶應義塾大学への統合
および法人の合併についての協議の状況に関する
お知らせ」というタイトルの発表がありました。
それによると「2023年4月を目途に歯学部の慶應
義塾大学への統合および法人の合併について協議を
行ってきた」
「しかし、新型コロナウイルスにより今後の状況
は不透明で不確実になった」「これにより目途とし
ていたスケジュールを見直し、特に目途を設けず
協議を継続することとした」としています。
歯学部統合と学校法人の合併に向け協議を始めた
ものの、なかなか進展しなかったのかもしれません。
東京歯科大学の在校生に話を聞いた時には「決ま
り、みたいですよ」と言っていましたが、合併・
統合となると、なかなか簡単には行かないようで
す。
歯学部受験生の皆さんは「歯学部の慶應義塾大学
への統合延期で、東京歯科大学一般選抜の志願者
はどうなる?」ということが気になるでしょう。
それについては、少し時間を掛けて分析する
必要がありそうです。