去年の生徒で、7浪で杏林大学医学部に進学した生徒の話を
今日、改めて聞きました。
6浪目までは大手予備校を含め、
いくつかの予備校で勉強していたのですが、
7浪目をメルリックスで過し、
1年で結果を出してくれました。
「6浪目までは結果が出ずに
メルリックスに来て
なぜ1年で結果を出せたのか」
このことを中心に話を聞きました。
「今年で最後と決めてめちゃくちゃ頑張りました」
というような、よくありそうな話ではありませんでした。
いくつかの要因が重なって合格できたのですが、
そのひとつひとつがなるほどと思わされます。
その要因のひとつに「受験校の選び方」がありました。
私立医学部は29大学あり、連続で1次試験があり、
一部の大学では試験日が重複します。
更に2次試験の日程が他大学の1次試験と
重なったりします。
また、試験会場は全国にありますので、
移動のことも考慮しなければなりません。
私達は一般入試の受験校は
11月から生徒と一緒に考えていきます。
この医学部の受験校選びを受験生に任せる訳にはいきません。
受験生心理を一歩引いて見ている私達とは
違いが生じることがあります。
今日話しをした杏林大学医学部に進学した方も、
以前は受験校の決め方が安易だったようです。
当時在籍していた予備校のスタッフとは
全く話をしなかったことも少なくなかったようですし、
受験校の話をしても私立医学部のことは
詳しくないので特にアドバイスもなかったとのことでした。
受験校を決める際は日程、配点、入試難易度、問題の難易度、
出題傾向、今年の動向予想などを総合的に考える必要がありますが
受験校の数も大切です。
私達は医学部なら10校程度受験するよう指導しています。
受験校を絞ってそこを集中的に狙った勉強をした方が
いいと考える受験生も少なくないようですが、
それは間違った考え方です。
長くなりますので続きはまた明日。