医学部入試

本当に分かってる?医学部は2次合格しないと意味がない

1月18日に始まった私立医学部一般選抜も今日で
16校が1次試験を終えました。1次試験を終えた
医学部では、1次試験合格者の発表も続いています。

医学部受験生の皆さんは、医学部合格のためにこの
1年、 頑張ってきたと思います。その成果を
出す時です。

ただ、多くの医学部受験生を見ていて気になるのは
「1次試験合格のことばかり考えていて2次試験対
策がおざなりになっている」ことです。

確かに、私立医学部入試では、まず1次試験の壁が
非常に厚いのは事実です。1次試験を突破しなけれ
ば、2次試験を受けることは出来ません。医学部受
験生の皆さんが、1次試験の学力試験対策に集中す
るのも、分かります。

一方で、私立医学部入試は2次試験に合格して初め
て「医学部合格」となります。

例えば、昨日と一昨日に2次試験の面接を行った藤
田医科大学では面接に40点の配点を付けています。
ボーダーライン付近では、1点違えば数十番順位が
下がります。そういった状況での「40点」です。

藤田医科大学では、MMIを含めて3回の面接を行
います。面接に力を入れていることが分かります。

聖マリアンナ医科大学の配点は英語100点、数学
100点、面接150点です。面接の方が、配点が
高くなっています。

私立医学部入試では1次試験合格者を、かなり多く
出します。一昨日発表になった杏林大学医学部の1
次試験合格者は、募集人員100名に対し653名
でした。ここから2次試験を行い、最終合格者を出
します。

医学部の面接対策を行うときに「医学部の面接だ
から、これでいいだろう」は禁物です。詳細には
触れませんが、医学部の面接対策を想像でやって
いては厳しいと思います。できれば、医学部関係
者と何度も会って、医学部面接の本音が分かって
いる人に指導してもらうのがいいと思います。

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