医学部の難易度を
同じ大学の他学部との比較で見てきました。
慶應義塾大学から始まり、日本大学、東邦大学で
医学部と他学部で難易度がどうなのかを見てきました。
いずれも旧設医学部でした。
今回は新設医学部について見てみましょう。
東京の大学ばかりでなく関西の大学も見てみましょう。
大阪の総合大学、近畿大学はどうでしょう。
今回も例によってボーダーライン偏差値は
駿台さん、河合さん、代ゼミさんのものを使います。
近畿大学工学部のボーダーライン偏差値は35~46です。
河合さんは、多くの学科でボーダーライン偏差値を35としています。
薬学部だと工学部より上がって、50~56となっています。
近畿大学の理系学部は他にも、
生物理工学部や理工学部、産業理工学部などがありますが、
医学部を除くと、薬学部が難易度でポコンと頭ひとつ抜け出ています。
さて、その医学部ですがどうでしょう。
医学部のボーダーライン偏差値は65~67.5です。
河合さんが一番高く、67.5です。
河合さんの数値であれば、
近畿大学では医学部と工学部で
ボーダーライン偏差値が30も違うということになります。
偏差値35と67.5では、ちょっと比較にならないですね。
では、他の地域の大学では
医学部と他学部の偏差値はどうなっているのでしょう。
次回は他地域の話です。